気になる男性でもそうでない男性でも「ご飯行こうよ」と誘われたら思わずドキッとしてしまうものです。ましてやふたりきりでの食事ともなれば「もしかしてアプローチをかけられてる!?」と舞い上がってしまうのはごく素直な反応です。
しかし、男性からの食事の誘いに過度な期待を持つのは禁物です。ワクワクしながら食事に行ったものの特に話しもなくお腹いっぱいになって解散、というケースは珍しくありません。ひとりで期待して勝手にふられた気分になるのは非常にムナしいものです。
なぜ男性からの「ご飯行こうよ」には全く期待できないのでしょうか?今回は女性を食事に誘う心理とその理由について解説します。
単なる社交辞令
ジョセに対して単なる社交辞令や挨拶代わりのつもりで「ご飯行こうよ」と言う男性は多く見られます。男性が相手であればお酒を飲みに行こうと声をかけますが、女性に対して酒の誘いをするのは下心があると思われかねません。お酒なしの食事だけならセクハラに取られることもないだろう、という思いから多くの男性は軽い気持ちで「ご飯行こうよ」と誘ってくるのです。
このケースではそもそも食事の誘い事態が熱心なものではないケースがほとんどです。「またよろしく」という代わりにご飯行こうよと言っているだけのことも多く、本気で誘われていると思う必要はありません。
もちろん社交辞令ではあっても食事に行きたいといえばセッティングしてくれるでしょう。ただそれは社会人としてのマナーの意味合いが強く、どんなつもりであろうが誘いをかけたのだから場を設けるのは当たり前という責任感によるもので必ずしも男女間の好意とは無関係です。
人によっては声をかけておきながら何のアクションもないこともありますが深く考えてはいけません。軽い気持ちで言っているのですから女性側も軽い気持ちで対応すればいいのです。
お礼の気持ちを込めた食事の誘い
お礼代わりに食事に誘うケースも多く見られます。仕事で世話になったお礼や迷惑をかけた埋め合わせのつもりで「ご飯行こうよ」と声をかけるのはとても自然な流れです。
このケースでは何らかの貸しに対する対価として食事をごちそうするのが目的であり下心はありません。連れて行ってくれるお店も貸しの大きさによって代わり、ワンコインランチからコースディナーまで色々なパターンが考えられます。
人によってはお礼として食事をごちそうするのを口実に男女問しての関係を深めたいと考える人もいますが、いきなり食事中に告白される可能性はほとんどありません。一度食事をした後さらに再度お誘いがあればある程度の好意が伺えますが、最初の誘いから過度な期待を持つのは禁物です。
期待が持てる誘い方
具体的な日時やお店を提案してくる場合は相手からの好意が期待できます。なんとしても食事に誘いたいと考えるのは関係を発展させたいケースのみで、単なる社交辞令やお礼程度でそこまで積極的になる男性はあまり見かけません。予定に合わせて自分のスケジュールを調整したり希望するジャンルのお店をセッティングしたりと言ったように女性側を優先して具体的な予定を立ててくるようであれば何らかのアプローチを期待してもいいでしょう。