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シチュエーションによって使い分ける男にとっての綺麗と可愛いの差

女性にとって綺麗と可愛いもその人によって、大人っぽさ子供っぽさ、感動の度合いなどで上手に使い分けているように、男性も綺麗と可愛いの意味合いは違います。
じゃあ男性に綺麗って言われたときと、可愛いって褒められたときはどっちを喜ぶべきなのでしょうか?答えはその時によって違うです。
男性は女性に対する綺麗と可愛いをシチュエーション毎に使い分けます。どの場面で男性がそう言ったかによって、対象の女性に恋愛感情があるのかないのか、どういう立場で相手を見ているのかが分析できます。
ここでは男性にとっての綺麗と可愛いの差を紹介します。

「客観的評価か恋愛対象かの差」

男友達同士の会話でその場にいない第三者の女子について話すときに、「隣の部署の〇〇ちゃんって綺麗だよね。」という時の綺麗は、ほぼ確実に単純な見た目に対する客観的評価です。人気女優に対して綺麗、見た目が美人という客観的評価を無難に褒めている時なので恋愛感情は考慮していません。褒めてはいますがあくまで評価です。自分の感情を隠したいときにも無難にわざと綺麗というくらいです。
ところが「隣の部署の〇〇ちゃんって可愛いよね。」と話すときはその男性の主観的な意思が入っています。見た目だけじゃなくて、性格とか雰囲気も含めて褒めていて綺麗よりも身近に感じている表現です。
恋しているかどうかは別として、恋愛対象者であることは間違いありません。

「本気の感情か気軽なお世辞かの差」

対象の女子と面と向かって話すときになるとこれがほぼ逆転するので紛らわしいです。綺麗のほうが可愛いより、普段女性に直接使わない言葉だからかランクが上です。
女子と対面で話すとき、男性にとって「かわいいよ。」は気軽に言いやすいのに対して「綺麗だよ。」はかなりクサい台詞で本気の女性にしかなかなか面と向かっては言えません。
「私ってみんなと違ってモテないから。」なんて、謙遜してカマをかけてみて、「そんなことないよ。かわいいよ。」と帰ってきてもお世辞の可能性がありますが、「そんなことないよ。綺麗だよ。」と来たら喜んでいいでしょう。
ややこしいですね。

「相手を自分から見て上に見ているか下に見ているかの差」

両方を例に挙げて、「〇〇ちゃんって可愛いと綺麗でいうとどっち?」という二者択一状態の時は、また変わってきます。恋愛感情関係なしに相手のことをどの立場で見ているかがわかります。
男性から見て年上が綺麗で、年下が可愛いという評価になりやすいことからもわかるように、綺麗は大人っぽい、自分より優れた部分をリスペクトしている意味が込められていて、逆にかわいいはあどけない、自分より未熟で妹のように見ていることがわかります。
このように、細かいシチュエーション別に男性は綺麗と可愛いを使い分けているので、単純にどちらが上というように分けられないのが実際のところです。
さらに言えば男性個人によって綺麗と可愛いを発する頻度も違います。そこまで考慮しなければいけない辺りは男性の複雑なところです。

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