【恋愛相談】好きな人に好意を向けられると避けてしまう(20代・女性)
好きな人ができても、その人に好意を返されると、途端に怖くなってしまいます。友人としてなら大丈夫なのに、相手が自分を異性としてみていると気がつくと、その相手を避けてしまうんです。例え相手が好きな人でも同じです。人並みに恋愛をしたいのに、相手の好意が怖くて踏み込めない、これってどういうことでしょうか。
好き避けの心理が働いています
好き避けのメカニズム
相談者さんのように、好きな人を避けてしまうという人は、少なからずいます。嫌いな人を避けることを嫌い避け、好きな人を避けることを好き避けといいますが、この場合は好き避けの心理が働いています。
好き避けをする人には、恥ずかしいから逃げてしまう人と、恋愛に対して潔癖な人、そして自分に自信がなくて逃げてしまう人がいます。恥ずかしくて逃げてしまう場合は、自分でもそういう自覚があるため、少しずつ慣らしてゆくことで克服できます。また、潔癖なところがある人も、自分に恋愛感情が向いていると思うと気持ち悪く感じてしまう、という面があります。これは、少しずつ慣れてゆくしかありません。
今回のケースは後者の、自分に自信が持てない場合です。これは、自覚していないことがほとんどで、それ故に「自分でもよく分からないけど、相手を避けてしまう」という状況に陥ります。当然、脈があると思っていた相手の男性は混乱しますし、諦めてしまいます。
自信のなさが好き避けを引き起こす
好き避けは、相手が嫌になってしまって避けるわけではありません。相手が好きだからこそ、避けてしまいます。なぜなら、向き合うのが怖いからです。自分が一方的に好きでいる間は、その気持ちは誰にも邪魔されません。けれど、相手も自分に好意を向けてきたら、その相手の感情は自分ではコントロールできません。
「自分なんかじゃ、すぐに嫌われてしまう。」というような卑屈な感情が、相手からの好意を恐怖に変えます。嫌われるくらいなら、好かれたくない、という感情が沸いてくるのです。これ以上近付かれて幻滅され、傷つくくらいなら、最初から逃げてしまった方がマシ、という心理が働いて、自然と避けるようになるわけです。
乗り越えるためには自信をつけること
まずは、自分に自信を持つ必要があります。女性ならば、見た目に気を遣うことで自信をつけるのもアリですし、自己顕示欲を高めて自分自身の向上を図るのもアリです。
そして、すぐに嫌われたりなんてしない、という実感を持って下さい。傷つくのを恐れて逃げてしまっていたら、いつまでもありもしない恐怖に怯えることになってしまいます。それよりも、勇気を出して踏み込むことで、強くなる方がずっと良いです。誰かに好きになって貰えた自分は、魅力的なんだと言い聞かせて、怖がらずに好きな人と向き合ってみてくださいね。