女性の中には、綺麗な人もいますし、お世辞にも綺麗とはいえないブスといわれる分類の女性もいます。そんな女性たちが集まって女子会をする時、必ずといっていいほど、ブスな女性は彼氏がいない理由を「出会いがない」で片づけてしまうことがあるのです。綺麗な人は当然男性も放ってはいません。そのため自然に男性も集まってくるでしょうし、出会いのチャンスも多いかもしれません。しかしながら男性も好みがあり、決して綺麗だから寄っていくというわけではないのですね。ブスが好きっていう人もいるのです。ではどうしてブスな女性は出会いがないという言葉を使って彼氏がいないことを片付けてしまうのでしょうか。
・綺麗な人とブスでは出会いの定義が違う？
世の中に男性と女性しかいないのに、男女の出会いがないなんていうのはあり得ない状況ですよね。そう、私たちは出会いというのを勝手に自分で定義づけているのです。例えば、仕事で一緒にしている男性は出会いには入らない。婚活パーティーで参加して自己紹介で話したくらいでは出会いには入らない…など。そのような出会いに関する定義づけをしてしまうと、勝手に自分で出会いの範囲を狭めてしまうことがあるのです。
綺麗な人は男性との出会いを大切にします。しかしブスは自分に言い寄ってきてくれた男性は大切にするけれど、ただ話したくらいでは大切にはしないのです。その根底には、おそらくブスが考えがちな思考回路が関係しているのではないでしょうか。
例えば本当によって来てくれる人なら、好意を持って寄ってきていると感じることが出来るけれど、もしも単に話しかけてくれた、単にその場を一緒に過ごしているという時には、この人私のことブスだと思っているよね？この人こんなブスと一緒にいたくないと思っているよね？と僻み妄想にとらわれている可能性が。だから男性との出会いを、素直に出会いととらえることが出来ないのです。つい「出会いがない」という言葉で片付けてしまうのです。
・「出会いがない」というブスは自分のことをブスとは思っていない
本当に自分自身でブスと思っている人は、もっときれいになりたいと努力する人が多いです。例えば肌をメンテナンスしたり、髪の毛をアレンジしたり。またメイクの方法を考えて少しでも綺麗に見えるようにすることもあるでしょう。
しかし「出会いがない」という一言で片づけてしまうブスは、自分自身に少し自信がある表れだと思います。ブスだけれど、両親にかわいい、かわいいといわれて育った女性。また周りの女性に愛嬌があっていいねとブスを別の言い方で置き換えられた表現に納得している女性は、自分のことを決して本物のブスだと思っていません。
私にもいいところがあるのに、男性はそれに気が付いてないんだと、積極的に来てくれない男性をむしろ批判する傾向にあるのかもしれません。
出会いがないというブスな女性は、本当は自分のことをブスとは思っておらず、多少なりとも自分に自信がある証拠なのです。
