世の中には、親子ほども年の離れたカップルも存在します。
つい先日、各紙面を騒がせた「紀州のドン・ファン」も、元トレンディ—俳優の方も、大きく年の離れたカップルです。
年上男性の魅力は、まずはやはり「安心感」でしょう。女性より人生経験が豊富なため、不測の事態に陥ることもあまりなく、何かがあってもすぐに冷静に対処してくれます。
また、「経済力」も大きな魅力の一つです。他にも、「包容力」や「優しさ」など、様々な魅力を持っているのが年上男性です。
では、「デメリット」は一体どんなところなのでしょうか。
今回はそんな「年上男性と付き合うことのデメリット」について簡単にまとめてみました。
本気ではないかも。
男性目線から考えた、年下女性の最大のデメリットというかリスクは、「遊ばれている」可能性がある、というものです。
年上男性は、女性にとって様々な魅力を持っています。
落ち着いていて優しくて頼りがいがあって経験が豊富で…と、書ききれないような魅力があるわけです。
しかし、「だからこそ」危険かもしれないのです。
年上男性から見た年下女性は、世間知らずであどけなく、未完成だからこその美を有しています。そして、中には、持ち前の女性の扱いの上手さをもって接近し、人生経験の浅い女性につけこむ人もいるのです。
奥さんがいるにもかかわらず、その存在を隠し、さも本命の彼女のように付き合ってみたり、結婚をする意を示しておきながらずるずると肉体関係だけ継続し、やがて仕事の忙しさを理由に突如別れを切り出したり、その手口は多種多様です。
ですので、女性の方もきちんとした「備え」をしていなくてはなりません。
年上男性というのは、通常のカップル以上に女性のことを「下」に見て、可愛がりもしますが束縛をしたり命令をしたりして、とにかく意のままにしようというきらいがあります。
そうしたことを踏まえ、言うべきことは言い、拒むべきは拒み、あくまで「対等に接する」という立場を示し続けることが、年上男性に遊ばれにくくする方法のひとつでしょう。
ライフステージが異なる
「自分の予想では、３０歳くらいまでには結婚をして、第一子はいついつまでに授かって…」などと、自分の将来を楽しみに考えている女性も多いはずです。
ところが、年上男性と付き合うと、相手との年齢差から、結婚や出産が自分の予定よりもはるかに早まってしまったり、「もっと遊びたかった」という気持ちを捨て、周囲がまだ遊び盛りの中主婦業にいそしまなくてはならなくなったり、といったイレギュラーが生じてしまうことがあるのです。
片手に収まるくらいの年齢差ならともかく、一回り離れていたり、それ以上だった場合には、自分が思っている以上に駆け足で「人生の階段」を相手に合わせて駆け上がらなくてはならなくなります。
「もっと遊園地とか旅行とか、若いカップルみたいにいろいろデートしたかった」などという思いを抱きつつ、相手の男性の方が年齢も社会的地位も収入も、すべてが上のため何も言い出せず、ただ鬱屈とした思いを抱えて青春を駆け足で終えてしまう。そうした女性は結構います。
経済的にも精神的にも豊かな年上男性と付き合うということは、その分こうしたリスクも備えていることを知った上で、女性は付き合いだす必要があるのではないでしょうか。
「愛」に年齢は関係ありません。
でも、人とは違う道をゆく、ということは、人とは違う苦労を背負う覚悟も必要となるのです。
私自身、歳の差カップルなので個人的には賛成ですが、これから検討しているという女性の方は、一時の熱情に身を流されず、よく考えたうえで、一番いい選択をしてほしいと願います。
