どんな素敵な出会いも、「はじまり」があれば「おわり」もあります。
「おわり」は、ただの「恋」から「愛」へと発展していく場合もありますが、残念ながら「別れ」につながってしまう方が多くあります。
今回は、「彼女とはこれ以上無理だ」と彼氏が思い、「別れたい」と感じるタイミングについて、男性目線でいくつか紹介していきます。
ケンカをしたとき
まずはやはり「ケンカ」です。
謝って仲直りできればいいのですが、時にはお互いに一歩も引かない大きなケンカになってしまうこともあります。そんなときに、男性としては「もうこいつと仲直りしたてどうせまたケンカしてめんどくさいだろうし、別れよっかな」と感じてしまうのです。
ケンカの理由については様々です。
例えば、彼が仕事ばかり優先してしまっていて、彼女に寂しい思いをさせてしまい、
「仕事と私、どっちが大切なの?」というよくある質問を投げかけられたとき。
あるいは、バイクやフィギュア、ゲームなど、彼がはまっている趣味に対してそれを否定するような発言をしてきたり、反対に彼が思わず引くような趣味に女性側がはまっている場合だったとき。
またこれは特に夏に多くありますが、渋滞や遊園地などでの長い待ち時間に耐えきれず、互いにイライラが募ってつい言い争いをしてしまうときなど、ケンカの火種は本当にどこにでも転がっています。
一般的に、男性は論理的思考、女性は感情的思考と言われており、双方での口論となると収拾がつかなくなることが多いとされます。そして、解決の糸口を探そうと建設的に話したがる男性をよそに、感情に身を任せ「キーッ」と昂る女性に対して男性側がしぶしぶ折れ、フラストレーションをためていった結果、「別れたい」と思うようになってしまうのです。
相手にときめかなくなったとき
たとえ相手が機嫌をそこね、むくれてしまったとしても、そんな不機嫌な表情も「可愛い」と男性が感じているようであれば、そんなに問題はありません。
「あばたもえくぼ」といったことわざもありますが、相手に対して好意を感じていれば、たいていのことは受け入れてしまえるのが人情というものです。
ところが、出会ってから時間が経ち、ある種の「フィルター」越しに見ていた相手の現実を次第に知っていく中でマンネリ化し、ときめく気持ち(脳内では「脳内麻薬」とも呼ばれるドーパミンが分泌されている)がなくなってくると、ささいなことにも相手に嫌気を感じ、なんとなく「別れたい」と男性に思わせてしまうことがあります。
これを防ぐためには、時々髪型や服装を変えてみたり、今まで行ったことのない場所に出かけてみたり、「変化」と「ドキドキ」を感じさせることが重要です。
他にも、男性が「別れたい」と思う瞬間は「他に好きな人が出来たとき」や「彼女の浮気が発覚したとき」などいろいろあります。
ですが、思うのは仕方なかったとしても、最後の決め手を与えるのはその後の二人次第なのです。
ときに相手に嫌気がさすことがあっても、互いに積み重ねてきた思い出を振り返ることで復縁したり関係を改善した例は、たくさんあります。
「別れたい」と思わせないことがもちろん最善ですが、もしそう感じたときに踏みとどまらせてあげられる何かを、一緒に築いていけるといいですよね。