好きな人がいて、告白をしたけれど断られてしまった。好きな人には実は恋人や婚約者がいた。そんな片思いの失恋エピソードは多く存在します。
多くの人はそれを乗り越えて新しい恋を探し始めますが、中にはどうしても諦めずにアプローチを続ける方もいらっしゃいます。
諦めなかったために実を結んだ恋は美談として語られますが、本当に諦めないことは良いのでしょうか。
もしもあなたが諦められない片思いの恋をしているのであれば、そこに本当に愛は存在しているのでしょうか。
一人よがりになってしまっていないか一度振り返ってみてください。
恋に恋している
諦められない片思いにお悩みの方、本当にその恋はその人とではなければいけないものなのでしょうか。
一度敗れた恋に執着しているのは、その相手がどうしても愛しているからではなく、片思いの恋をしている自分に酔っているからではないでしょうか。
一つの恋に執着しているのは、恋をしているという状況に満足してしまっていて、相手のことを愛しているかどうかは重要ではなくなってしまっている可能性があります。
悲劇の主人公への憧れ
失恋した相手のことを諦めきれずに健気に愛し続けているシチュエーションって素敵ですよね。でも本当に健気に思い続けていますか。
本当はそんな可哀想な自分が好きなだけではないのでしょうか。
または健気な自分を見て欲しいという次の恋の相手へのアピールではないでしょうか。
ちょっと意地悪な見方かもしれませんが、もうだめだとわかっていながら続けていく片思いには愛ではなくそんな裏の思惑があると感じます。
相手の気持ちを汲めていない
きっぱりと断ったにも関わらずしつこくこられても相手は困ってしまいます。ましてや恋人がいるのに迫られても迷惑以外のなにものでもありません。
そんな相手の気持ちも考えられずに一人よがりで継続する片思いに愛情があると言えるのでしょうか。
愛とは相手の気持ちを尊重して、相手を大切に思うことです。それを無視して自分の思いだけを貫こうとすることがもう愛とは言えません。
相手を想う気持ちがあるのであれば素直に身を引くのも正しい愛の形です。
片思いはとても苦しく、失恋は非常に辛いものです。好きな相手に受け入れてもらえなかったことは自分を否定されたような気持にもなってしまいます。
だからといっていつまでも一つの恋を追い続けるのは良いこととは言えません。いつの間にか片思いをしていることが目的になってしまします。
真の愛情を求めるのであれば相手の気持ちを尊重して、あなた自信は新しい素敵な恋を探してください。