片思い

好意を向けられている?男性が女性を食事に誘う意味とは

 仮に男性から食事に誘われでもしたら「私のこと好きなんじゃない」と、つい自分に都合良く受け止めてしまいますよね。女性を食事に誘うのは、二人っきりで話したいからに他なりません。要するに好かれていると、できれば前向きにとらえたいところです。ただ、早合点は禁物です。そこで、男性が女性を食事に誘う意味について掘り下げてみます。

 まず最初に考えられるのは、やはり単純に好意を向けられているという解釈でしょう。好きな人とは、食事をともに楽しみたいですよね。食事中は、何かしらの会話が交わされます。世間話はもちろんのこと、お互いの身の上話や趣味の話など、相手を理解するのに食事をともにすることは最も効果的な手段に違いありません。なぜ相手を理解したいのかといえば、それは好きな気持ちを秘めているからです。好意を寄せているから食事をともにしてどんどん理解していきたい、そのうえで告白するかどうかを決めたい、男性がそう思っていることは決して珍しくはないでしょう。食事デートを打診してくる、これはとてもストレートなアプローチの方法ですよね。男性から食事に誘われたことを曲解しないなら、この解釈が最も妥当です。

 それ以外の解釈では、単なる埋め合わせということもないわけではありません。食事を一人ぼっちでするのが得意でない男性は、手あたり次第相手を見つけて食事に誘うでしょう。それがたまたま女性だったということも、残念ながらあります。女性ではなく男性でその考え方をする人はそれほど一般的ではないのかもしれませんが、かといってまったくいないわけでもありません。さびしんぼの男性は、その時たまたま都合がつく人を男女関係なく食事に誘ってしまいます。女性からすれば勘違いの原因を生む行為ですが、男性に悪気はないです。一応食事をともにしても構わない友人扱いになっていますので、そこから関係が発展していく可能性もないわけではありません。ただし、誘われた時点では女性として見られていないので、期待し過ぎるとしっぺ返しをくらってしまいますね。

 また、仕事や恋愛の悩み相談に乗って欲しいときも、心の内を誰かに聞いてほしくて誘うケースがあります。もしかして好意があるのかしらとテンション高くして行ったら悩み事の相談だった、それは期待ハズレですよね。仕事やら恋愛やらの相談なんてされたところで、正直「好きにしてください」と突き放したくなってしまいます。特に男性が他の女性のことで恋愛相談を持ちかけてきたら、浮かれていた自分がバカみたいに思えてきてしまいます。よって食事のお誘いがあったとしても、まだぬか喜びしないほうが良いということです。

 男性が女性を食事に誘ってきたら「彼氏作りのチャンス到来ね」と鼻息荒く構えてしまいがちですが、好意を向けられていないケースも残念ながら存在します。心揺さぶられた結果独り相撲では情けないですので、誘われても好意があるとすぐに決めつけないことが大事です。食事をともにしてみて、それでどんな意味合いがあったのかを判断していきましょう。

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