【恋愛相談】2次元好きだと恋愛できない?(20代・女性)
私の愛読書は、少女マンガ。周りからは「リボン女子」なんて呼ばれています。20代半ばで恥ずかしい話しなのですが、まだ1度も男性とお付き合いした経験がありません。理想の男性が表れないからだと思っていたのですが、友達から「少女マンガを読み過ぎ」との指摘を受けました。どうして、これが恋愛をできずにいる理由なのでしょうか?
本物の男性の良さも知りましょう!
自分がヒロインになれる大恋愛をしたい! そう思っているのなら、少女マンガに読みふけるのは逆効果。理想の男性に出会えないのも、本物の恋ができずにいるのも、2次元の世界に入り込んでいるせいかもしれません。自分だけの胸キュンストーリー、見付けてみませんか?
読み過ぎ注意
「リボン女子」なんて、また上手い呼び名ですね。思わず感心してしまいました。愛読書からして、長身でイケメン、シャイで優しい男の子。もしくは、ちょっとイジワルで、クールなツンデレ男子。あなたの理想とするのは、このような男性なのでしょうか?
壁ドン、袖クル、後ろハグ、少女マンガのなかには、キュンとするシチュエーションが盛りだくさん。読んでいるだけで、ドキドキが止まりませんよね。同じ女性として、憧れを抱く気持ちはよく分かります。
しかし、それは全て、女性の夢を自由に描いている空想の世界。ストーリー的にも現実ではありえない設定がほとんどですから、どんなに追い求めても、手に入れることはできません。さらに、本物の恋を遠ざける恐れもあるので、注意が必要です。
遠ざかる恋
恋愛の経験がないまま少女マンガばかりを読み続けていると、理想ばかりが高くなってしまいます。また、その影響で、実在する男性に対して物足りなさを感じるようにもなります。その結果、どんなに素敵な男性と出会っても“私が求めているのは、こんな人じゃない”と、低い評価をつけてしまうのです。
お友達の指摘も、以上のようなことが理由なのではないでしょうか。少女マンガを卒業してくださいとは言いませんが、もっと本物の男性の良さも知る必要がありそうです。
本物の良さを知って
本気で恋愛をしたいのなら、2次元の世界は一旦保留しましょう。そして、お友達の恋の話しに耳を傾けてください。きっと、思い描いていた恋愛とは全く違う、驚くような話しが次々と出てきます。あなたが理想としてきた恋愛観とはかけ離れているでしょうが、だからこそ、面白さも感じることができるでしょう。
このまま本物の恋を知らずに歳を重ねてしまうと、老けていくのはあなただけ。キャラクターとして登場する男性たちは、年をとりませんからね。少女マンガも良いものですが、一緒に年をとれる男性と時を過ごす方が、これからの人生もっと楽しいものになりますよ。
いきなり恋人を探すのではなく、まずは男性に慣れることから始めましょう。色々な男性と接しているうちに、少女マンガにはないキュンとする瞬間を、必ず感じることができます。武道家ブルース・リーの名言にもあるように、「考えるな、感じろ!」ですよ。