指を一本ずつからめ合う、ロマンチックな恋人繋ぎ。付き合っている者同士の特権のように思われますが、彼氏や彼女でない相手から要求されたら困ってしまいますよね。
「私のことを好きなのだろうか？でも、まだ付き合ってもいないし…」
一見謎に思える行動であっても、必ず理由というのが存在するものです。今回は付き合っていないのに恋人繋ぎをしたがる人の心理を、二つのパターンで解説します。
・パターン１…恋人繋ぎの基準が甘い人
世の中にはさまざまな基準や常識を持った人がいます。恋人同士でないと異性と二人で出かけてはいけないと考えている人もいれば、浮気なども可としている夫婦もいます。恋人繋ぎも、名前の通り恋人がするものと決めている人もいれば、単なるスキンシップの一環だと思っている人もいるのです。
恋人繋ぎを求めてきた相手がこのパターンに当てはまるかどうかは、相手の普段の行動をよく観察するに限ります。他の人にも親しげに話しかけ、デートを持ちかけたりしていないか。自分以外の人物に色っぽい目つきをしたり、容姿の褒め言葉をかけたりしていないか。この時点で、自分だけに特別な態度を見せているわけではなさそうなら、その相手は恋人繋ぎも遊びの一つぐらいに思っているかもしれません。
判断に自信がなければ、相手に近い友人に意見を求めてみるのも良いでしょう。あっさりと相手の性格が分かって解決する場合もあります。
もしこのような人に恋人繋ぎを要求された場合、あなたがちょっと軽いくらいの人が好みなら良いのですが、誠実さを求めるならば早い段階で断っておいたほうが無難でしょう。ずるずると応じていると、あなたまで簡単に遊んでくれる人だと思われるおそれもあります。
・パターン２…告白ができないシャイな人
優しくて大人しいのだけれど、肝心の一言が言えずに恋愛下手になってしまっているのがこのパターンの人です。恋人繋ぎを求めてきたのも、告白して交際を認めてもらってからそうするよりは、ハードルが低く自然にできるからだと考えられます。
こちらのパターンかどうかも、普段あなたにどのような態度を見せているかを観察する必要があります。あなたとにこにこ話してはくれるけど、目を合わせる回数が少ないとか、下から見上げるようにちらちら視線を送ってくる、また、親しい友達が近くに来たら急に話すのをやめてしまったりすることはありませんか。このような恥ずかしがりやの人は、告白する前に恋人繋ぎを要求するなど、突飛な行動に出てしまうことも少なくありません。
もしこの相手があなたの好きな人であれば、相当な勇気を出してくれたのだと思いましょう。こちらからアピールしてあげるのも、恋愛上手になる一つの方法です。
・恋人繋ぎの基準は人それぞれ
このように、恋人繋ぎの基準には個人で大きな差があります。恋人繋ぎという表面的には同じ行動でも、その相手によって全く別の意味を含んでいる可能性があるのです。
恋人繋ぎを要求されたということは、嫌われているわけではないので、冷静に相手の性格を見極めて、その後の対応を考えていきましょう。
