【恋愛相談】同棲と結婚生活の違いって?(20代・女性)
今、彼と同棲しています。まだはじめたばかりですが、それなりに楽しく過ごしています。ふと気になったのですが、同棲カップルと結婚している夫婦では生活に関する意識の違いはあるんですか?
なわばり意識が違う
同棲カップルのなわばり意識
恋人同士2人暮らしといえど、所詮は他人同士。お互いのプライベートな空間は、どこかに欲しいと思っているはずです。しかし、部屋数の少ないアパートなどで同棲している場合は、どうしてもプライベートな空間を確保しづらいですよね。
その結果、同棲カップルは同じ部屋で過ごす時間が長くなり、共有するものも増えていきます。一見これは、仲が良くて上手くいっているように思えるかも知れません。しかし、この曖昧ななわばり意識はあまり良い状態ではないんです。
夫婦はなわばり意識が強い
夫婦になると、互いに個人のスペースを持っていることが多いです。個室というわけではなく、自分の持ち物を置くスペースだったり、自分のいつも座る指定席があったりするわけです。
夫婦の方がなわばり意識が強いのは、他者と共に暮らし続けることを考えると互いのプライベートを尊重することは必ず重要な課題になってくるためです。ずっと一緒にいたいから、なわばり意識を強く持って節度を保っているのです。
同棲カップルは「ずっと一緒に」という意識が夫婦よりも薄いため、なわばり意識をそれほど強く持たなくてもなんとかなってしまいます。ここをしっかりと見極めないと、いつまでも同棲がだらだら続くことにもなりかねません。
同棲カップルのなわばり意識チェック
同棲カップルがどの程度なわばり意識を持っているかは、簡単にチェックすることができます。まず、お互いの持ち物をしまう個別の引き出しなどが用意されているかどうか。次に、いつも座る場所が決まっているかどうか。寝るとき、自分専用のベッド・布団か、同じベッドの場合は特定の位置があるかどうか。このあたりをクリアしているのであれば、それなりになわばりを作っていることになります。
こういったカップルは、先を見据えて付き合っているのでいずれは結婚へと繋がるはずです、逆に、この辺りの決めごとがなく、なあなあになっているカップルは付き合いを互いに軽視している可能性があります。
もし自分のカップルがなわばり意識が低いと感じたら、まず自分からでもなわばりを作ってみるようにしてください。ただし、別々の個室を用意するのはなわばり意識とは言えません。共有の空間になわばりを作ることが大切です。