女性が彼氏と別れた後、思い出の品をさっさと処分して次へと気持ちを切り替えるのに対して、男性は元カノと仲が良かった時に貰ったプレゼントをいつまでも取っておく傾向があります。
さらには新しい彼女が出来た後もしれっと使い続けていたり、女性には理解しがたい習性を持っています。
そこにはどんな理由があるのでしょうか?やっぱり元カノに未練があるんじゃないの?気になるところですね。
ここでは男性が元カノからのプレゼントをいつまでもとっておく理由を紹介します。
「元カノとの交際を無かったことにしたくない」
男性にとって元カノとの交際の経験は、付き合っていた期間だけでも時間や労力、お金などをたくさんつぎ込んできた自分の人生の一部です。
元カノ自体にもう未練が無くても、その期間に自分が費やした労力やお金を無かったことにはしたくないというのが本音です。
元カノと過ごした時期の品物を持っていることで、交際期間は終わったけど自分の人生にとっては価値ある期間だったんだと自分を納得させることができるのです。
逆に全て捨ててしまうと、自らの手で交際期間の実績に終止符を打つことになり、それは自分ではできないのです。
もしかしたら歴代の元カノからのプレゼントがいろいろ残っているとしたらそれは男性にとって恋愛遍歴のトロフィーです。
後は、男性にとって交際人数はステータスという一面もあります。誰に見せびらかすわけでもなく、今までにこんな女の子と付き合ったんだぜ、〇人と付き合ったんだよという象徴のようなものです。
「単純に物に愛着が湧いてしまっている」
男性は、革小物や時計など良いものを一生モノとして愛着を持って使う習性があります。それで元カノから貰ったとかはもう関係なく、物自体に単純に愛着が湧いてしまって今更捨てられないという心理が男性ならよくあります。
まだ使えるのに捨てるのはもったいない、捨てるならもっと使い古してからでいいやという気持ちです。
きっかけは元カノから貰ったものだけどそれから使っているのは自分だし、もう自分の手垢がついている自分のものだ。元カノと別れても物に罪はないんだと考えている男性なら、愛着のある品物を捨てるはずがありません。
新しい彼女ができて代わりになるものを用意してあげれば、そっちに乗り換えてくれるかもしれません。
「やっぱり元カノともう一度ワンチャンあるかもと思っている」
未練と言えば未練なのかもしれませんが、男性とは慎重でいつでもどんな場面でも備えをきちんとしておきたい生き物です。
可能性は限りなくゼロに近くても、将来何かのきっかけで元カノとよりをもどす事になった時に、「ごめん、お前からもらったものもう全部捨てちゃったよ。」というよりも「実はお前のことずっと忘れられなくて、ほらまだこうして持ってるよ。」と利用したほうが有利に働くだろうという計算です。
そんな場面が訪れるとは思えなくても、心の底にそんな打算が見え隠れするのが男性というものです。もちろん、新しい彼女がいたら心配そのものなので結果的にはマイナスなのですが。