【恋愛相談】結婚を親に反対されています(20代・女性)
6歳年下の彼との結婚を、親に反対されています。もういい大人だし、自分たちのことは自分たちで出来るので、反対されても結婚をしようと思えば出来なくはありません。ですが、できれば親にも祝福して欲しいのがホンネです。親は、恐らく年下の彼を頼りないと思っているのだと思いますが、彼がしっかりしているのは私が1番分かっています。反対を押し切ってでも結婚をするのは、やはりよくないことでしょうか?
意固地になっているなら要注意
恋愛を反対されるのは、辛いものです。お互いに独身で責められる理由は無いはずなのに、2人の愛を家族や友達が喜んでくれない。本当は応援してもらいたいのに、理不尽な理由で「早く別れなさい」の一点張り。こんなに愛し合っているのに、どうして誰も理解してくれないの?と、悲しくなってしまいますよね。
怒りが生み出すもの
「私の人生は、私のもの」「恋人は他人が決めるものじゃない」どちらも正論です。だからこそ、反対されると苦しくなります。ですが、理解してもらおうと努力しても、なかなか認めてはもらえません。
こんなに愛し合っているのに、なぜ?2人の愛は本物なのに、どうして?そんな苦しみは時間と共に怒りへ変わり「彼の愛だけを信じて生きていく!こうなったら、世界中を敵に回してでも2人の愛を貫いてみせる!」いつしか、そんな決意を生み出します。それによって、2人の愛は深まり、より一層強い絆で結ばれるのです。ここまで来てしまうと、もう誰の意見も聞き入れようとは思えませんよね。信じているのは、彼しかいないのですから。
運命
2人はまるで、ロミオとジュリエット。お互いに求め合い、気持ちは通じあっているのに、思い通りにならない現実に歯がゆさを感じている状態です。自分達の思いを通すためなら、周囲のどんな意見にも抵抗します。愛を貫くと決意した、意地があるからです。
この時の2人は意地によって固く結ばれている恋人同士ですから、どんな障害があろうと乗り越える強さをもっています。障害があればあるほど2人の愛は燃え上がり、辛い状況の中にいても心のどこかで幸せを感じていることでしょう。ここまで愛し合える彼と出会えたのは、きっと運命なのでしょうね。
2人の心理
突然ですが、あなたは買い物に行き、欲しいと思った洋服の値札を見て諦めたとします。家に帰ってもその洋服が頭から離れなければ、日が経つにつれて欲しいと思う気持ちは強くなるでしょう。そして、諦めきれず再度お店を訪れた時にその洋服が売れていたら、最初に諦めた時よりもショックは大きいと思いませんか?
実は、恋愛においても同じ心理が働きます。簡単に手に入らないものほど、魅力を感じてしまうのです。「私達の愛を、洋服と一緒にしないで!」と怒らせてしまったなら、ごめんなさい。ただ、愛よりも意地が強くなっていないかどうか、1度自分の気持ちを確認していただきたいのです。
周囲の反対を押し切って結婚した夫婦のなかには、幸せに暮らしている夫婦もいれば、結婚した途端に冷めてしまった夫婦もいます。子供を持った後に離婚し、実家へも戻れず苦労している女性も少なくありません。判断を間違えてしまえば、そこはアリ地獄なのです。簡単には受け入れられないでしょうが、反対されている理由にも、ほんの少し耳を傾けてみませんか?
逆に反対している立場なら、2人は本物の愛だと信じているのですから、試しに見守ってあげてはいかがでしょうか?