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どうして?女性の好き避けの心理!その特徴と見抜く方法

相手のことが好きなのに、顔を合わせるとなぜか素っ気ない態度や口調で接してしまったり、面と向かって顔を合わせられず避けてしまう、そんな好き避けを相手にしてしまう女性は少なくありません。でもそんな態度を取られてしまうと、男性の方は自分のことが好きじゃないのかもと誤解してしまいます。好きならちゃんと態度や言葉で示してくれればスムーズなのに、なぜそんな態度を取ってしまうのでしょうか。今回は女性が好き避けしてしまう理由や心理、好き避けの行動の特徴について詳しくご紹介します。

好き避けする女性が取りがちな行動はコレ!

好きな相手に対して、好意的な態度とは反対の行動をしてしまうのが好き避けです。無意識に男性に素っ気ない態度を取る人もいますし、あえて意識した上で相手に素っ気ない態度を取る人もいます。好き避けなのか、それとも本当に嫌われているのか、判断がつきにくい、女性が好き避けしている時に取る行動を詳しく見ていきましょう。

態度や言動が素っ気なく他の人と違う

気になる女性と食事や飲み会で一緒の席になったり、仕事で同じチームになったりすれば、相手に近づくチャンスでもあるので男性としてはうれしいものです。ところがこちらが不自然にならないよう何気なく声をかけたり、話を振っているのに、いつもより態度が冷たい、素っ気ないということがあります。

受け答えはしてくれるので、無視はされていないと思うものの、他の人と比べてみると、声のトーンや態度が微妙に違うので、不自然に感じてしまうのです。自分以外の人とはいつも通りに話をしているため、もしかしたら何か気に触るようなことをいってしまったかなとも考えてしまいます。

目をそらしたり目を合わせてくれない

同じ職場で仕事をしていれば、好意など関係なく意識していない相手であっても偶然目が合うことはよくあります。特別な感情がなくても、顔見知りなら目が合ったら黙礼したり笑顔を交わし合ったりということぐらいはするものです。それでも相手に特別な感情がある場合、つい相手のことを目で追ってしまいます。そのため偶然目が合うということもあります。

そういった偶然が不自然なほどない場合、また話をしているのに目を合わせてくれないといったことが何度も繰り返しある場合、相手が目を合わせないよう意識している可能性があります。

偶然でも視線が合うことは十分にあり得るはずなので、それが全くないのは相手が目を合わせないようにしているとしか考えられません。

話しかけても返事をしてくれない

世間話や仕事の会話をしている時に、自分が話しかけても無視をする、また聞いてない素振りを見せられたりしたらショックですよね。好き避けをしている女性の場合、そういったことはよくある行動の一つです。

自分以外の他の人とは、普通に会話をしているのに、自分が話しかけると返事がない、また何度も声をかけないと気づいてもらえない、そんな態度を毎回相手にとり続けられてしまうと、嫌われているのかなと考えてしまいがちです。うっかり怒らせたのかもしれない、また悪いことをいって不機嫌にさせたのかもと色々考えてしまいます。そういった態度を取るのは特定の相手だけなので、周りの人は気がついていないこともよくあります。

憎まれ口や乱暴な言葉を返してくる

会話をしていると乱暴な言葉遣いをしたり、憎まれ口を叩いたりといったことをする女性が多いのも、好き避けしてしまう人に多く見られる特徴です。よく子供が好きな子に対して憎まれ口をきいたりしますが、それと同じような行動です。他の人と話をしている時にはたまに冗談で男言葉を使ったりするけれども、それほど乱暴な言葉遣いではないのに、自分に対してだけ風当たりが強く感じられる場合、嫌われてしまったと受け止める人がほとんどです。

また仕事のミスを指摘されたり、キツい言葉を返されると自分が悪いと分かっていても思わず腹が立つこともあります。自分以外の人にはそれほどでもないのになぜ?という場合、好意の裏返しでそういった口調になっていることもあります。

自分を卑下するようなことをよく口にする

みんなと会話をしている時に、「どうせ私なんか」と自分を卑下するようなことを口にする女性はいませんか。「そんなことないよ!」と周りがいっても、それを聞き入れず自分がダメということを繰り返します。相手の同情を引くためではなく、周りがほめてくれてもそれを必死で否定してしまいます。

また「私より○○さんのほうが」と他の人を持ち上げたりします。そこまで自分を低く見なくてもと考えてしまうのですが、好き避けをしている人はなぜか自分を評価されたくない態度が見え隠れしがちです。

好き避けする女性の心理は実は複雑?

素っ気ない態度や憎まれ口を、なぜか好きな人の前ではついしてしまう、あまのじゃくといわれる態度を取ってしまう、そんな女性は、相手を必要以上に意識してしまうことから好き避けしていると考えられます。そういった態度を取っていると、相手がもし好意を持っていてくれても、「嫌われているのなら仕方ない」と引かれてしまう可能性も大きくなってしまいます。そういったデメリットも多いのに、なぜ女性は好き避けをしてしまうのでしょうか。その複雑な心理について見ていきましょう。

自分が好きだという気持ちを相手に知られたくない

あからさまな行動をしてしまうと、好きな人に自分の気持ちを知られてしまうかもしれない、そういった事態に陥りたくなくて気持ちと正反対の態度を取ってしまうという人もいます。好きだという気持ちは相手にきっかけがあれば伝えたいと考えていますが、行動や態度、言動で相手に知られるのは嫌だと考えています。

周りからすれば素直になった方が伝わりやすいと考えてしまいますが、今までの経験で失敗したことがある人ほど自分の気持ちに正直になれず、かたくなになってしまいがちです。自分の気持ちを知られるぐらいならいっそ嫌われた方がいい、と極端な思考に陥っている可能性もあります。

自分の行動で相手に嫌われるかもと思っている

今までの恋愛で、自分が好きになったら周りを見ずに突進してしまい失敗したことがある、という経験を持つ人も、好き避けを無意識にしがちです。自分がする行動で相手に自分の好意を知られ、相手に迷惑をかけてしまったらどうしよう、そのことで相手に嫌われてしまったらどうしよう、と先回りして心配になってしまう人もいます。

特に自分だけの気持ちでなく、自分の気持ちが相手に知られることで相手に迷惑になったり、そのことがきっかけで相手に嫌われたらと考えて、好きな人の前では自分の気持ちを隠してしまい、逆の行動をしてしまうのです。恋愛ベタだと思っている人ほど、その傾向が強くなりがちです。

あまのじゃくな性格で素直になれない

元々の性格から、好きな人に対して自分を出すことができない、素直になれない人もいます。自分のことをつい低くみがちで、どうせ頑張っても自分のような人間が相手に好きになってもらえるはずがないと思い込んでいるためです。

また誰に対しても素直になれない難しい性格の人もいます。実際に付き合ってみると、情が深かったり友達思いだったりするのですが、警戒心が強かったりなかなか心を開くタイプではないので、普段接していると「怒っているのかな?」と遠巻きにされたりします。そのため好きな人に優しくされても素直にお礼を言えなかったり、黙ってしまったりして後で一人で自己嫌悪に陥ったりします。

周りに自分の気持ちを知られたくない

恋をしている時、その思いを周りに知られたくないと思う人ほど、また同じ職場の相手だと好き避けをしてしまいがちです。その心理は単に冷やかされたくないというものから、自分が相手に気持ちを伝えていないのに「あなたのこと好きみたいよ」と周りの人に言われてそれを聞くのが嫌だ、という人もいます。

また仕事で周りに負けたくない、キャリア志向の人の場合、好きな人が同じ社内や部署にいることで、それを弱みとして使われたくないと強く思う人もいます。男性が同じ男性に弱みを見せたくないと考えるように、女性も周りに弱みを知られたくないのです。

緊張してしまってうまく行動できない

恋愛ベタで男性とどう接していいのかいつも悩んでいるタイプの人も、好き避けをする傾向にあります。好きな人に声をかけられたり、近くに来てくれたりするのがうれしいのに、好きな人がそこにいるという事実だけで緊張してしまい、何も話せなくなってしまいます。

そのため目を意識してそらしたり、話を聞かないふりをするなどして、必死に自分の気持ちを冷静に保とうとし、そのため相手が自分が嫌われているのかと受け止めるような行動につながってしまうのです。

緊張のあまり何も言えなくなってしまうと、相手に不審に思われるかもしれないと考えてはいるのですが、好きな人と一緒にいるというだけで頭が真っ白になってしまい、冷静に動けなくなってしまいます。

好き避けと嫌い避けの違いを態度で見抜く方法

好き避けは相手が好きだからこその行動や態度ですが、嫌われている嫌い避けと行動がよく似ています。そのため好き避けからの行動だったのに嫌われていると一方的に思い込まれてしまい、せっかく両思いになれたかもしれないのに上手くいかず終わってしまったということにもなりかねません。好き避けをしている女性の方からはなかなかアピールはしてこないので、なおさらこじれてしまいかねません。

逆に相手が嫌い避けの態度を取っているのに、好き避けだと誤解してしまうのも問題です。そこで好き避けと嫌い避けを判断するための方法について詳しくご紹介します。

メールやメッセージの返事が遅くてもある

こちらから送ったメールやメッセージを無視したり、返信がない場合、相手がこちらに気がないと判断しがちです。ただし本当にこちらが嫌いで、興味がない場合はそもそもメールやメッセージは確認するだけだったり、最悪の場合は読まないでそのまま破棄してしまうということもされてしまいます。

こちらに関心がある好き避けの場合は、すぐに返信はなくてもかなり時間が経ってからでも返信があります。文面が素っ気なかったり、謝らずに言い訳を簡単に説明したりしますが、ないがしろにするということはまずないのでそこで判断ができます。

目が合うとすぐに反らしてしまう

偶然目が合った時に、すぐ相手が目をそらしてしまう場合、多くは好き避けの可能性があります。目が合うと緊張してしまう、またどう反応していいか分からずぎこちなくなってしまうので、反射的に目をそらしてしまうのです。

逆に嫌い避けしている場合には、あえて目が合った時には反らさず、顔をしかめたりにらみ返したりして、あからさまに不快な態度をとることがほとんどです。好きでも嫌いでもない場合は、周囲に気遣って波風を立てることはしませんし、目をそらすにしても不自然ではないよう行動することがほとんどです。

好き避けしている人の場合、確かに目が合ったはずと分かるほど反応が分かりやすく、顔が赤くなったり下を向いたまま顔を上げなくなったりしますので、違うことが分かるはずです。

気がつくと隣や近くにいることが多い

自分に対する態度がどう見ても嫌われているような感じがするのに、好き避けしている人は距離を不自然なぐらい縮めてきます。

嫌い避けしている人の場合、逆に周囲が分かるぐらいあからさまに距離を取ります。会社などで割り切って付き合わなければならない場所の場合は、一緒の部屋に二人きりになるようなことを避け、他に人がいる場合でも遠くに座ったりします。廊下ですれ違うことも避けるなど、距離感が遠い場合まず相手に嫌われていると判断して間違いありません。

好き避けの場合は、態度や言動とは逆に、気がついたらそばにいることが多く、それに気がついてこちらが距離を縮めようとすると逃げたり、と矛盾した行動がよく見られます。

誘いを一度は断るが提案をしてくる

好き避けしている人の真意を知りたいと思い、思い切ってデートに誘うと好き避けしている人も嫌い避けしている人も断ってきます。大抵はそこで相手に嫌われている、もしくは見込みなしと判断します。それ以上強引に誘っても意味がないですし、繰り返し声をかけてそれ以上嫌われることは、今後一緒に仕事をやりづらいなどデメリットしかないからです。

ただ好き避けしている人の場合、そういって断った後に、「別の日なら空いてるけど」と声をかけてきたりします。一度は断ったのにどうして?と誘った方は混乱してしまいますが、好き避けしている人はその矛盾にはあまり気がついていないため、自分の方から提案をしてくるのです。

誘って相手が断ったとしても、表面的にはそれほどショックを受けているようには見えずやはりそっけないので何を考えているのか分からず混乱してしまいます。

まとめ

好きな人に対して素直になれない、いわゆる「ツンデレ」気質な好き避けの人の態度は、好きなのか嫌いなのかがはっきり分からず、相手を混乱させてしまうこともしばしばです。好き避けは男性より女性に多く、複雑な心理からその行動がより理解しにくいものになっています。ただし好き避けしている女性は、どうやっても素直に行動ができないというコンプレックスもあるため、多少強引に男性が誘った方が上手くいきます。

ただし好き避けなのかもと思って誘ってみたら、実は嫌い避けで最悪の事態になってしまうこともあるため、その見極めには注意が必要です。彼女の行動や態度をしっかり観察し、どちらなのかを間違いなく判断するようにしましょう。

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