【恋愛相談】妻子持ちの男性に惹かれています(20代・女性)
優しくてかっこよくて、好きになった男性が、妻子持ちだということを知りました。それでもどうしても好きで、諦め切れません。好きでいることは自由だと思い、とりあえず片想い中です。不毛だとは思うのですが、どうしても好きで、もう不倫でもいいから付き合いたいと思うことすらあります。私はおかしいのでしょうか。
恋に盲目になる前に!知っておきたい茨の道
妻子持ちと知らずに好きになってしまった。大人になると、そんな恋もあるでしょう。好きになった時点で辛いものですが、想い続けるのはもっと辛いもの。もしも2人だけの秘密の関係になれたとしても、その先には、こんなにも寂しく切ない心の痛みが待っているようです。
秘密の関係が招く寂しさ
過去に秘密の関係を持った経験のある女性たちが寂しさを感じた瞬間を、いくつか紹介します。
●私だけの彼じゃないと感じた瞬間
2人きりで会っているとき、結婚指輪を外してくれる瞬間が嬉しくて仕方ないという女性は多いもの。今は私だけの彼でいてくれる! そう感じることができるのでしょう。しかし、「また今度ね」と手を振りながら、次の約束ができない寂しさと、さっきの指輪をはめて奥さんの元へ帰るのか……そう思った瞬間の寂しさは、計り知れないものがあるようです。
●つい演技をしてしまった瞬間
計画的な密会だったとしても、バッタリ彼の知人と遭遇してしまったとき、同僚や部下、取引先の担当者などと偽りの紹介をされる場合もあるとか。自分の立場としては仕方のない状況と分かっていても、演技で切り抜けるしかない関係に寂しさを感じてしまうそうです。
●声を聞きたいのに我慢した瞬間
彼が家族と過ごしている時間帯、声が聞きたくても電話をかけられず我慢した瞬間には、寂しさが増すようです。
別れを選ぶ女性と選ばない女性
想いを断てていなくても、彼の家族に見つかることを恐れて関係を終わらせる女性、彼に迷惑をかけたくないと身を引く女性、寂しさに耐えきれず逃げ出す女性、自ら別れを切りだす女性たちの決断は実に様々です。悩み抜いた末の決断なのですが、別れたあとの気持ちの整理には、それ以上の時間が必要になります。
別れを選ばない女性たちの中には、ずるずると関係を続け、1番目の愛人として確立した自分のポジションを守り通す女性もいれば、家族から奪い取ろうと必死になる女性もいます。どちらにしても、相当の精神的な辛さを伴うことでしょう。
最終的に待っているもの
2人の関係が家族や会社に知れてしまえば一大事です。このような崖っぷちに立たされたとき、男性が選ぶのは家族と自分の立場だけ。秘密の関係とは、言い方を変えれば「簡単に切り捨てられる関係」であり、最終的に待っているのは、結局、選ばれない辛さなのです。
“少しでも彼と一緒に過ごせるのなら、何番目の女でも構わない”そんな覚悟で秘密の関係を続けていたとしても、最後まで寂しく、恋が終わったあとの心の痛みは簡単に取れるものではありません。
頭では分かっていても諦めきれないほどの恋は、きっと胸が締め付けられる苦しさがあるでしょう。ですが、どんなに辛くても、独占できないと分かった時点で諦める努力をすることが、自分を含め誰も傷付けずに済む1番いい方法なのかもしれませんね。