恋愛トラブル

悲劇のヒロインにならないで!DV男との共依存に注意

悲劇のヒロインにならないで

【恋愛相談】彼氏がDV男かもしれない(20代・女性)

同棲している彼氏が、ちょっと暴力的なところがあります。でも、普段は優しいし、手をあげてしまったときも凄く謝ってくれるので悪気はないと思います。私は頭が良くないので、友人達といるときに、よく彼氏が私をバカにします。それは、彼氏なりの照れ隠しだと思っていたのですが、友人にはDVじゃないの?と言われました。調べると確かに、当てはまるところも多いです。ちゃんと謝ってくれる場合でも、DVになるんですか?

DV男の現実をみよう

悲劇のヒロインにならないで

その関係、共依存になってない?

付き合っている相手に、酷い扱いを受けるデートDV。でも、受けている本人は案外気がつかなかったりするんです。端から見ていると、「なんでそんな相手と付き合ってるの!?」というような場合でも、その状況に慣れて受け入れたりします。
 
そして、何よりもDV男に惹かれる人は、依存気質である場合が多いです。ダメな相手であればあるほど、この人は私がいないとダメだと思ってしまうのです。結果的にそれが相手のDV気質を増長させてしまい、負のスパイラルに陥ります。

一時的な優しさに惑わされないで

DV男には、典型的なDVのパターンがあります。暴力を振るったり、人前で酷い扱いをしたり、言葉で精神的なDVをしたあとは、人が変わったように優しくなります。2度としないと誓い、嘘みたいに優しい扱いをしだすため、共依存体質の女性は許してしまうのです。何度繰り返しても、最終的には結果的に許してしまいます。そして、どこかでこの状況に自分自身も溺れているのです。

悲劇のヒロインなんていない

どれほどツライ状況になっても、自分から抜け出すことをしないのであれば、幸せは遠ざかるばかりです。周囲に相談するだけで、一向に改善しようとしない人もいます。悲劇のヒロインに浸るのは、一種の気持ちよさを感じる場合があります。
 
その状況に浸り続けて周囲の助言を無視していると、いつかは周囲にも見放されてしまいます。そして、いつ酷い捨て方をするか分からない男と二人だけの世界に残ることになるのです。自分の状況を冷静に見つめて、DVを受けていると思ったら、自分に言い訳をするのはやめましょう。まずは抜け出すことが大事です。然るべきところに相談して、泥沼から抜け出してください。

ABOUT ME
遠野 もみじ
恋愛心理学の専門家 心理学の知識と、豊富な恋愛経験を生かして、恋愛アドバイザーとして活動中。好きなことは読書で、読書をはじめると、つい時間を忘れて夢中になってしまいます。
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