犬や猫のようにペットだと、そこにいるだけでも可愛い!ぎゅっとしたい!と思うもの。同じように何もしなくても愛される存在に自分もなりたいけれど、どうも上手くいかないと悩むことはありませんか。甘え上手な人はいつでも彼氏に抱きしめられていて、見ているだけでもうらやましいもの。彼氏が彼女のことを思わず抱きしめてしまう、そんな行動にはどんな理由があるのか、その心理と共にご紹介します。
彼女が抱きしめたくなる行動を取った時
彼氏が抱きしめたくなる瞬間の一つに、彼女が自分だけに見せてくれた行動を見た時というのがあります。犬や猫の仕草を見て、誰もが胸がキュンとなって思わず手を伸ばしてしまうのに近いともいえます。彼女の方が彼氏に抱きしめてもらいたいと考えているのであれば、彼が思わず抱きしめたくなるこんな行動をあえて取ってみることもおすすめです。
別れ際に寂しそうにしている彼女を見た時
デートがもう終わりかけで、別れなければならない時間になった時、また電車やバスが来た時など、別れがたい気持ちになっている時に、ふと見た彼女の寂しそうな表情に思わず抱きしめたくなります。
彼女が自分と同じ気持ちになっていることもうれしいですし、寂しげな表情に自分のことをこんなに好きでいてくれてうれしいという気持ちが、抱きしめるという行動を思わず取らせてしまうのです。自分も彼女と別れたくないという気持ちを、抱きしめることで伝える意味もあります。
またそんな風に心許ない表情をされると、彼女は自分が守らなければ、という気持ちにもなるので抱きしめることで彼女を安心させたいとも思っています。
待ち合わせで自分を見つけた彼女が笑顔になった時
待ち合わせ場所で、人待ち顔の彼女の様子をこっそり見てしまうのも、男性にはよくあること。どんな顔をして自分を待っているのかも気になりますし、こっそり後ろから忍び寄って驚かしてやろう、といたずら心が芽生えることもありますよね。
そんな彼女が自分の顔を見て、満面の笑顔を浮かべてくれたらそれだけで幸せになってしまいます。彼女が自分のことだけを考えてくれているというのが分かるからこそ、幸せな気分で彼女を抱きしめたくなってしまうのです。
どんなに疲れていても、また自分が遅刻して怒ってるだろうなと思いながら駆けつけた時にも、変わらず笑顔を向けてくれる彼女に、愛されているという気持ちを噛みしめながら抱きしめるという行動に出てしまうのです。
彼女の方から甘えてきてくれた時
普段あまり甘えた行動や口調で話しかけてくれることのない、ちょっとクールな彼女もいますよね。もちろん性格もありますが、もともとベタベタするのがあまり好きではなく人もいますし、慣れていない人もいます。そんな彼女が気まぐれに甘えてくれたり、アルコールが入っていつものクールな表情が不意に幼くなったりして甘えてきてくれると、男性の中にある保護欲が一気にふくらみます。それがきっかけで思わず彼女を抱きしめてしまうこともあるのです。
また彼氏に甘えたいけど、甘えたら嫌がられるかもしれない、と考える人もいます。ぎこちなく甘えてくる彼女を見たら、心を許してくれたんだとうれしくなって思わず抱きしめてしまうのも無理はありません。
彼女が自分に愛情表現してくれた時
カップルになると普通に抱き合ったりキスをしたりということが当たり前ですが、いつも彼氏の方からすることが多いと、逆のパターンは新鮮ですよね。男性はいつも自分の方が彼女をリードしたいと考えているので、愛情表現も男性からが当たり前の感覚ですが、彼女の方から抱きしめてくれたり、愛情表現をしてくれると新鮮な気持ちになります。
またいつもは自分からだけれど、彼女から愛情表現をしてもらえると、本当の意味で相思相愛のカップルになれてうれしい、という気持ちが盛り上がり、抱きしめたくなってしまうのです。普段あまり自分から積極的に彼氏に自分の愛情を伝えていないという人は、あえて自分から彼氏に迫ってみてもいいでしょう。
彼女を見ていて抱きしめたくなった時
女性はあまり意識していないかもしれませんが、男性はいつも女性を観察しています。機嫌が悪くならないように気遣う意味もありますが、男性は独占欲がとても強いもの。彼女が別のものに気を取られていたり、他の男性が彼女を見ていないか周りに気を配ったりと、常に彼女の行動を見ています。
言葉はあまり良くありませんが、ゆるく監視を続けているというのに近いかもしれません。だからこそ彼氏はちょっとした彼女の変化にすぐ気がつくのです。
一緒にいて彼女がお酒に酔った時
付き合っていてお互いに一歩近づくきっかけとして、まずは食事、そして飲み会があります。合コンなどで食事やアルコールを手にする機会ももちろんありますが、ある程度の年齢になると、どれぐらい飲めば酔っ払ったり気持ちが悪くなるか、自分の酒量も把握していますし、顔なじみのいない場所では思い切り食べたり飲んだりしないのが普通です。
だからこそ自分と付き合い始めて食事をしたり飲んだりした時に、ついうっかり飲み過ぎて酔っ払ってしまった彼女は、彼氏にとってはめったに見ることができない彼女の新鮮な一面なのです。
ちょっと飲み過ぎだよ、と口では文句をいいつつも、他の人には絶対こんな彼女を見せたくないと思っていますし、可愛くて仕方なく、抱きしめたくなってしまいます。
彼女が疲れたり気が弱くなっている時
普段は弱ったり疲れている自分を色々と助けてくれる彼女が、逆の立場になった時にも、健気な彼女の別の一面に思わず抱きしめたくなります。自分の弱い部分をさらけ出してくれるのは自分だけなんだという気持ちになるだけでなく、そんな彼女だからこそ自分が守らなくてはと強く思わせてくれるからでもあります。
彼女を支えるために、また自分がいるから安心して欲しいと言葉で伝えるよりも、彼女の体をしっかり抱きしめる方がより強く思いが伝わると思うからこその行動でもあります。彼女をしっかり抱きしめることは、言葉以上の愛情と考えています。
彼女がテレビや写真を見ながら笑顔になった時
一緒にデートしている時、実は周りの風景より彼女の顔を見ていることの方が、男性は案外多いもの。独占欲もありますが、何より一時もじっとしていない彼女の表情の変化を見ている方が楽しいという男性は意外と多いのです。
悲しいドラマや映画を観ていて急に泣き出したり、可愛い動物の赤ちゃんを動物園で見ていて笑顔になったり、その変化が新鮮で、見ているものよりも彼女の表情の方がずっと可愛い!と胸が一杯になり、言葉の前に抱きしめてしまう行動に移ってしまいます。
自分の横にいる彼女の寝顔を見た時
一緒に寝ている時に、無防備な寝顔をさらしている彼女を見ると、幸せな気持ちになってつい抱きしめてしまった、という男性も多くいます。彼女が安心して眠ることができる存在になれているとしみじみ噛みしめることができるからでもあります。
また寝ている間に彼女が帰ってしまったりしないか、信頼していても心配になることはあるので、目が覚めた時にちゃんと彼女がいて、ぐっすり眠っている顔を見ただけでほっとして思わず抱きしめてしまったりするのです。彼女の側からすると何もそこまで大げさな、と考えてしまうかもしれませんが、男心は意外と繊細なもの。彼女がいてくれるだけで幸せを噛みしめたり、抱きしめてその感触を確かめるのはままあることなのです。
自分の状態から彼女を抱きしめたくなった時
一緒にいる彼女の行動や彼女を観察していて、気持ちが盛り上がり抱きしめてしまうことは多くありますが、実は彼の心が揺れ動いているときに、彼女を思わず抱きしめてしまうこともあります。例えれば彼女を抱きしめることが、心を落ち着けてくれる安定剤のような役割を果たしてくれるともいえます。一体どんな心境にある時に、彼氏は彼女を抱きしめてしまうのか、その状況について詳しく見ていきましょう。
仕事が続いていて体が疲れている時
毎日仕事の追われてなかなか休みが取れない、また休んでも疲れが取れない、そんな時もありますよね。一人で寝起きしているとなかなか疲れが取れなかったりぐっすり眠れないということもあるのではないでしょうか。
そんな時に彼女を抱きしめたり、一緒に寝ている時に彼女の体を抱きかかえていると、体が楽になることがあります。そういった経験があると、疲れている時に彼女を抱きしめたくなるのです。
男性と女性の体は、作りも肌触りも違います。母親に抱っこされるのと似ていますが、女性の体に包まれると心からくつろげるという人もいます。すがりつくことができる対象がいるから安心できるともいえます。
色々なことから心が弱っている時
身体的にはそれほど疲れていないのに、気が滅入ったり精神的に疲れている、そんな時に彼女を抱きしめていると癒やされるという人もいます。信頼している彼女だからこそ、何も言わなくてもただ抱きしめているだけで心が落ち着くのです。
男性は女性と違い、心を吐露して気持ちを整理するということはあまりしません。自分のことは自分の中で解決したいと考えているので、彼女にはただそばにいて欲しいと考えているのです。彼女がいてくれるだけで安心できる、精神安定剤ともいえるべき存在として、彼女を抱きしめる度に彼は自分の心の安定を取り戻しているのです。
デート中に彼女とキスをした時やしている時
デート中、お互いに意識はしていないけれど不意に目が合った時にどちらからともなく顔が近づいてキスした、という経験はありませんか。お互いに気持ちがしっかり結びついているからこそともいえますが、そんな風に二人がつながっていることに胸が一杯になり、思わず抱きしめる行動につながります。
またキスをしている間、彼が彼女を抱きしめてくることもあります。相手のことをしっかり感じていたい、離したくない、という強い気持ちがわき上がることで、彼は無意識に彼女の体を抱きしめずにはいられなくなってしまうのです。
場所や彼女の気持ちがよければ、そのまま次のステップに進むこともできる、相手の了承を得るための行動ともいえます。
抱きしめてもらいたいけどタイミングが合わない時は?
上手に甘えることができればいいのですが、他のカップルみたいに素直に彼に甘えかかることができなかったり、彼の方が奥手だったり、また性格がシャイでなかなか抱きしめてくれない、そのことに不満があるという彼女も少なくありません。お互いの愛情を確認するためにも、またスキンシップの意味でも、彼女は彼に積極的に抱きしめてもらいたいと考えています。そんな心の葛藤を解消するために、彼から抱きしめてもらえるようにする方法をご紹介します。
デートの場所を移して二人きりになる
人目がある場所では、気持ちが高まっても恥ずかしいという気持ちの方が強くなります。二人きりなら気持ちが盛り上がって抱き合うこともしやすくなります。彼に甘えて抱きしめてもらいたい、また逆に彼の方も彼女を抱きしめたい、という気持ちが感じられたら、二人きりになれそうな場所にデートの場所を移すことも考えてみましょう。
例えば観覧車に乗ってみたり、あまり人気のない散歩道に行ってみるなど彼氏を誘導してみましょう。そういった場所なら、お互いに恥ずかしがらずに素直に甘えることもしやすくなります。
電話をして自分の気持ちを伝える
彼に抱きしめてもらいたい!そう思っているだけでなく、ちゃんとそのことを彼氏に伝えていますか?付き合っているとわざわざいわなくても雰囲気で察して欲しい、と考えたり、相手に伝わりにくい甘え方をしてタイミングを逃しているということも実は結構あるのです。彼に対しての愛情は、態度だけではなく言葉で伝えることが必要です。もしその時はお互いにタイミングが合わないなどで、してもらえなかったとしても、デートの後には必ず電話でお礼を伝えましょう。また抱きしめてもらえた場合には、「抱きしめてもらえてうれしかった!」と伝えましょう。直接いえなくても後であってもそういったフォローがあれば、彼の方もまた抱きしめよう、という前向きな気持ちになってくれます。
メールやメッセージで気持ちを伝える
電話で直接言うのは恥ずかしい、という場合は、メールやLINEのメッセージを使って自分の気持ちを伝えましょう。どんな形であっても、彼が自分にしてくれたことがうれしい、と伝えることは大切です。付き合っていても気持ちは常に揺れ動きます。こんなことをして嫌われないだろうか、嫌だと思わないだろうか、そんな心配を常に抱きながらつき合っているカップルもたくさんいます。
あなたに抱きしめてもらえてうれしかった、そう一言伝えるだけで、彼の気持ちはあなたにグッと引き寄せられるはずです。
まとめ
男性は女性と一緒にいる時は、常に観察しています。デートをしている場所を見ることよりも、彼女を見ている方がずっと幸せだからです。その気持ちが最高潮になった時、彼女を抱きしめるという行動に移ります。ただし気持ちが盛り上がっても、抱きしめて嫌がられていないだろうかという不安も彼は常に抱いています。彼に恥ずかしがらずに、もっと抱きしめて欲しいのであれば、その気持ちを素直に相手に伝え、遠慮せずに抱きしめて欲しいと伝えるようにしましょう。