普通は恋愛の延長線上に結婚があります。
”恋愛と結婚は別” だとしても、結婚を目標にするなら先にお付き合いをして恋愛をするのが一般的です。
しかし今時の若者の中で、「恋愛はしなくて良いからもう結婚したい!」と言う ”いきなり結婚族” という人がいるのをご存知ですか?
そういったいきなり結婚族の人達は、結婚するという事だけに重きを置いており、恋愛の過程は重要視していません。
今回はそういった結婚のメリット・デメリットとは何なのかについて考えていきたいと思います。
【ある意味割り切った潔さ】
いきなり結婚族とはいえ、それなりの理想や条件もかかげている事かと思います。
むしろ普通の恋愛結婚の人よりも、ある意味明確な条件があるのかもしれません。
その条件に見合った人がいれば、もう恋愛はしなくて良いから結婚したい!という事です。
とても勇気のいる行動に思えますが、一刻も早く結婚したい人からすれば、煩わしい事がない最短ルートなのは確かです。
しかしこれには相手ありきの事。相手も同じ価値観でないと成り立たないと思います。
相手の人も、同じくいきなり結婚族でないとゴールインまでは行きませんよね。
【時間が勿体ない。失敗したらその時はその時】
ある意味、このいきなり結婚をするという行為は ”盛大なる賭け” ですよね。
条件だけで結婚を決めて結婚生活がスタートするわけですが、これで上手くいって幸せになればその賭けには大勝した事になります。
煩わしい恋愛の過程はすっ飛ばして結婚し、相性も良くてその後幸せになれるなんて、
長年付き合って結婚まで行かずに別れてしまうカップルからすれば、とても効率が良く感じるのは確かです。
しかしこのいきなり結婚が出来る人というのは、恐らく仮に失敗して離婚になったとしてもあまり後悔しないのではないでしょうか?
最初からそういうタイプの人だからこそ、いきなり結婚族になれるのだと思います。
「もし失敗したとしても仕方ない!一度結婚してみないと分からないのだから、とりあえずしてみよう!」
そういった軽い気持ちで行動に移せる様な、良い意味でとても腰の軽い人だと言えるでしょう。
【結婚も離婚も簡単にする】
いきなり結婚族の人は、いきなり離婚族でもあると思います。
「無駄な時間を使わず、とりあえず結婚してみて試してみないと分からない」
そういうスタンスで結婚するわけですが、もし上手くいかなくても簡単に離婚すれば良いやという思考です。
今時と言えば今時ですよね。最近の男女は簡単にくっついて簡単に別れます。
離婚のハードルは昔に比べてとても低くなっていると思います。
果たしてそれが良いのか悪いのか、もう正解は分かりません。
ただそれは本人の自由だし、本人が幸せと思うのであれば他人はとやかく言う事でもないと思います。
いかがでしたでしょうか?
いきなり結婚族は一般的にはまだ信じられない事かもしれませんが、
よく考えたら大昔の人も、お見合いで初めて顔を合わせてそのまま結婚を決められていた時代があります。
その人の価値観ですので、正しいか間違っているかは本人しか決められないと思いませんか?