キャンセルのタイミングや理由
彼とのデートは女性にとって楽しみなものです。時にはカレンダーを前にその日を指折り数えたり、何日も前から着ていく洋服を考えたり、いろいろ考えて気付いたらかなりの時間を費やしていることも、珍しいことではありません。そんな待ちに待ったデートのキャンセルはやはりショックなものですが、どのタイミングでのキャンセルかによって、テンションの下がり方が違ってくるものですよね。たとえば前日までのキャンセルであれば、友達を誘ったり、家でまったり過ごすことに決めたり、他の予定を立てやすいでしょう。けれども、当日のキャンセル、それも身支度を終えた後の連絡となれば、また違ってきます。たとえば、彼とのデートのためだけに気合を入れてメイクをして、ヘアセットに時間をかけて、1週間迷いぬいた末にやっと決めた洋服を着て、さぁ出かけよう!というタイミングでの土壇場でのキャンセルならどうでしょう。女性にとってのデートは、彼との待ち合わせの前から始まっているのです。それなのに、ドタキャンとなれば怒りや虚しさが込み上げてくるのは当然でしょう。キャンセル料を取りたいくらいです。また、キャンセルの理由によっても、その後の気持ちがまったく異なってきます。たとえば「仕事が長引いて夕飯に出かけられなくなった」、「休日出勤に駆り出されて泣く泣く来られなくなった」、「熱が出て外出できそうにない」などやむを得ない理由であれば、仕方ないと、なんとか自分を納得させることができそうですが、「別の予定が入った」、「今日は出かけたくない」など耳を疑いたくなるような理由でデートをキャンセルされる女性も少なくないようです。そんな時、どのように対応するのがストレス少なく、スマートでしょうか。納得しがたい理由でキャンセルされた時は、一度深呼吸して少し冷静になるよう努めましょう。彼も人間ですから、本当は理解できる理由があるかもしれません。たとえば彼は、日々の仕事のストレスから体がだるくて、外出する気になれない、という理由から、「出かけたくない」と言っているのかもしれません。そんなとき、あなたがそれでも彼と過ごしたいのであれば、外出の予定を変更し、家でのデートプランを提案してみてはどうでしょうか。あまりにも疲れていてデートに乗り気でない彼であれば、家でDVDを見たりおしゃべりしたり、まったりと過ごすことには賛成で、おうちデートを楽しむことができるかもしれません。ちょっとした機転を利かせることで、思わぬ方法でデートが実行できる可能性もゼロではないということです。もしもあなたがおしゃれをして、外に出ているにも関わらず、デートが完全にキャンセルになった場合は、日頃気になっていたカフェやショップに立ち寄ったり、映画を見たり、ひとりの時間を楽しむのも、大人の女性としてスマートな対応でしょう。大切なのは、あなたの希望を押し付けないということです。
繰り返すドタキャンには容赦なしで
もしも彼がキャンセルやドタキャンの常習犯であるならば、我慢せずに彼を叱りましょう。本来予定のキャンセル、ましてやドタキャンなどは相手に失礼な行為です。彼に悪びれる様子もなければ要注意です。彼がキャンセルを繰り返し、あなたがそれを簡単に許してしまえば、彼はだんだんあなたを都合の良い存在として認識してしまうでしょう。彼の立場に立って、機転を利かせることは大切ですが、必要以上の我慢をしないよう、はっきりと自分の気持ちを伝えましょう。