【恋愛相談】同棲を絶対に成功させたい(20代・女性)
結婚を前提にお付き合いしている彼と同棲する話が出ています。本当に大好きで、大事な彼なのですが、同棲するうえで少し不安があります。それは、同棲をしたことで別れたカップルが周りに多いことです。うまくいったという話をあまり聞かないので、かなり心配です。それでも、彼が同棲したいと言ってくれたのは嬉しいし、絶対にうまくいくように同棲がしたいです。同棲するときの注意点とか、同棲がうまくいくコツとかを教えて下さい。
まずは同棲のルール作りから
結婚前に同棲をするカップルが増えていますよね。昔ほど同棲に対して抵抗感がなくなった今の時代、好きな人といつでも一緒にいたいという願いが叶えられる分だけ、同棲に踏み切るカップルも少なくありません。
「結婚後のイメージが掴みやすい」ことが、同棲の一番のメリットです。けれど同棲にはデメリットもあります。ただズルズルと一緒に暮らすだけになってしまうと、結婚をする必要性がなくなり、惰性の関係になってしまうこともあります。そうならないためにも同棲を始める前に、同棲のルールを二人で作る必要があります。
共に経済的な自立をしている同士が大前提
同棲をするのなら、共に定期的な収入があることが大前提です。同棲をすれば生活費は膨らみます。どちらか一人が経済的に行き詰まった時には、もう一人に負担がかかってきます。結婚後なら「富める時も貧しい時も」のルールに則り家計を支える必要がありますが、同棲は結婚ではありません。結婚前からおんぶに抱っこの状態にならないためにも、最低でも生活費を分担できるような経済力がそれぞれに必要です。
生活費はそれぞれの収入から割り出した比率から算出する
お金のことばかり言うのは気が引けますが、後に「こんなはずではなかった」とならないように、最初の段階から曖昧にしてはいけません。お金のことは最初にしっかりと決めておく必要があります。
共に収入がある場合をダブルポケットと言いますが、同棲の場合はトリプルポケットにしておくことが大切です。二人で住む以上、生活費はかかります。それを第三のポケットに入れてそこから出し合うようにしましょう。同じ収入なら折半でもいいでしょう。でも収入に差があるなら、話し合って比率を決めてください。その比率に従ってお金を出し合い、生活に必要な金銭はそこから出しましょう。
同棲は結婚ではないので、彼の収入はあなたの物ではないし、あなたの収入も彼の物ではありません。そのため、それぞれが自分の収入を管理する必要があります。貯蓄はそれぞれが自分の責任でするようにしましょう。
結婚を考えているのならお金に対する姿勢をしっかりと見極めておく必要があります。どんなに好きな彼であっても、そこだけはシビアな目で観察しましょうね。
家事の分担を決めておく
実際に生活が始まれば、家事は否応なく生活の一部になります。互いに仕事を持っているのなら家事もお互いに協力し合うのは当たり前です。女性だけが家事をするのは当たり前という状態にならないように、最初に家事の分担を決めておきましょう。男性でも簡単にできるゴミ出しや風呂掃除や食器洗いくらいは最初からやってもらうといいですよ。やってもらったことに対しては必ず感謝の言葉も添えましょうね。
いかがですか。イギリスの神学者・トーマス・フラーによれば「結婚前には両目を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ」とのことです。同棲からすんなり結婚にゴールインするためには生活面にいくつかのルールを作り、馴れ合いの関係にしないことが大切です。その上で彼と結婚しても大丈夫かどうかをしっかりと見極めましょう。