片思い

好きな人に対しては、こうやって距離を縮めていくといい!

連日の猛暑もようやくなりを潜め、そろそろ夏の終わりも近づいてきました。
みなさんはこの夏、素敵な「恋」を見つけることが出来たでしょうか。
「好きな人はいるんだけど、どうやってアプローチしていけばいいのかよくわからない。」
そんな片思いをする全ての男女に向けて、今回は「好きな人との距離の縮め方」についていくつかまとめてみました。

まずは相手との信頼関係を築く

人間には誰しも「パーソナルスペース」が存在し、信頼関係の程度によって他者をどれだけその中へ入れさせるかを無意識的に決定しています。
最も信頼度の高い家族や親友、恋人は非常に密接な距離でも構わないが、ただの知り合いは50cm程度は距離をとっておきたい、といった具合です。
この距離感をつめるためにはまず、相手に対して信頼されなければどうしようもありません。
距離を縮めるにあたってまず最初に重要なのが、「ぺーシング」と「ミラーリング」です。

仲の良い人たちのことを「あいつらは息がぴったりだ」と表現しますが、これがまさにぺーシングです。具体的には、話のトーンやテンポ、スピード、会話の内容などを相手と同じペースに合わせるのが「ぺーシング」です。
また、「ミラーリング」とは、鏡写しのように相手の行動やしぐさをまねることをいい、同じタイミングで頬杖をついたり、目を合わせたり微笑んだり、といったことを指します。

人間は自分に対して共感し、同調してくれる人に対して好意を抱く傾向があります。
ですから、まだあまり人間関係が構築されていない初期の段階では、とにかく「相手に
合わせる」ことを意識して取り組むことが、距離を縮める一番の近道です。

なぜか目がよく合う。話が合う。テンションが合う。
そんな風に相手に思わせることが出来たら、第一歩目は成功と言えるでしょう。

少しずつ踏み込んでみる。

ある程度、基本的な人間関係が構築されてきたと感じてきたら、次の段階に移ります。
誰にでもできて学校や会社でも気軽に利用できる方法に、「サンクコスト効果」というものがあります。

「手のかかる子ほどかわいい」という言葉がありますが、人間には手間暇や時間、コストや労力などを大きくかけた相手ほど、深い思い入れを持つという心理が存在します。

ですから、女性の場合でしたら重たい荷物を運んでもらう、高いところにあるものを取ってもらうといった場面で力を借りたり、男性の場合は筆記具を借りる、デザインやレイアウトなどで意見を借りるなど、性別の適性に応じて「苦手」な部分を相手に頼ることで、相手に対して特別な感情を抱いてもらうことを期待できます。
また、もう少し関係ができてきたら「悩み相談」と称して、2人で会う口実などを作るのも有効だと言えます。

贈り物をする。

人間だれしも、プレゼントをもらうと嬉しい気持ちになるものです。
そして、それをきっかけに以前よりも少し、相手に対して心を開くことも多いのです。
例えば同僚でしたら、「疲れてるみたいだから、これあげる。」などとチョコレートや缶コーヒーなどの小さな差し入れをしてもいいですし、相手の誕生日を聞いていたらそのタイミングで渡すのは非常に効果的ですよね。

ただ、まだそれほど深い関係を築くことが出来ていない場合に陥りがちのが、「重たいと思われたらどうしよう」としり込みして、何も渡せないということです。
そうした場合におススメなのが、「食べ物」です。
三大欲求の一つにも挙げられるほど、人間にとって「食」というのは大きな意味を持っています。ですので、相手が「おいしい」と感じてくれるようなプレゼントでしたら、形に残らないものであっても相手に大きな印象を与えることが出来るのです。

以上、簡単ではありますが、「好きな人との距離の縮め方」についてまとめてみました。
重要なことは、心の距離を縮めてから体の距離を縮める、という順番です。
好きな相手だからこそ、まずは相手の心をよく理解し少しずつ距離を縮め、それから体の距離も近づけ素敵な恋愛を楽しんでほしいと思います。

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