【恋愛相談】恋と愛の違いを教えて(20代・女性)
「お前は俺に恋はしているけれど、まだ愛してはいない」そんなことを彼氏から言われました。恋と愛の違いって、何なのでしょうか? もしかして、別れのサインですか?
2人だけの愛のカタチを見付けよう
「恋」と「愛」、違う言葉なのだから、きっと意味も違うはず。だけど曖昧で、難しいですよね。もしも彼から、「恋じゃなくて愛してよ」なんて言われても、どうすればいいのか分からないでしょう。それなら、2人だけの新しい愛のカタチ、作ってしまいませんか?
愛は1つの個性
「恋」と「愛」の違い、シンプルなだけに、難しいご質問ですね。愛に対する解釈のしかたは人それぞれで、1つの個性のようなもの。ですから、これが愛です! と断言できるほどの定義は無いように思います。でも、せっかくですから、彼に愛を感じてもらえるよう、後押しさせてもらいますね。
よく使われている言い回しとしては、「恋は1人でもできるけれど、愛は1人ではできない」といった表現。これは、片想いでも恋とは言えるけれど、お互いに想い合っていなければ愛とは言えないという意味合いです。
また、「恋は不安、愛は安心」このように言い表すこともあります。ヤキモチを焼いたり、疑ったりするのが恋で、そういった不安の無い関係が愛だという考え方です。幸せな結婚をした女性のなかには、「相手の顔を思い浮かべただけで、無条件に安心できる人を選ぶことが大切」と言う人もいます。なんだか、説得力がありますよね。
愛は無償のもの
最もポピュラーなのは、恋と愛の漢字の違いから見た、「恋は下心、愛は真心」という捉え方です。恋は自分の心を満たしたい欲求であり、愛は相手の心を満たそうと尽くす気持ち。言いかえれば、愛は見返りを求めない、無償のものであるという意味です。
簡単な例えとして、彼との記念日、お財布に千円しか入っていなかったとします。そのとき、そのお金を彼のために使いたいと思える気持ち、そしてさらに、自分までもが満たされる感覚があれば、愛せている証拠なのかもしれませんね。
2人だけの愛のカタチ
冒頭にも書きましたが、断言できる定義はありません。カップルの数だけ違った愛のカタチがあるものですから、考えを押し付けることもできないのです。ただハッキリと言えるのは、恋は愛の通過点であるということ、そして、彼の言葉は別れのサインではないということです。
今はまだピンとこないかもしれませんが、あなたの気持ちを彼が愛だと感じていないのなら、何かしらの変化を起こす必要があります。今よりももっと彼を信じてみる、心配をかけないように努力する、喧嘩をしたら自分から謝ってみる、こういった小さな歩み寄りから始めてみませんか?
彼との想いが重なったとき、きっと、あなたなりの愛し方が見えてくるでしょう。2人にしか作れない愛のカタチ、見付かるといいですね。