なにかにつけて説教をかましてくるタイプの男性は少なくありません。説教は愛情の裏返しで私のことを心配しているから、と思いがちですが実は大きな間違いかもしれません。本来対等な関係であるはずの恋人同士なら説教をすることなどめったにないはずです。それなのにひんぱんに説教をかましてくる男性は要注意で、彼氏としてふさわしくない可能性があります。たかが説教と軽く考えず、もう一度彼氏として魅力があるかどうか見つめなおしてみましょう。
説教男に注意すべき理由
説教というのは基本的に上の立場にあるものが自分より下の人間にするものです。彼氏が説教してくるということは彼女であるあなたのことを見下していると考えられます。もちろん対等な立場であっても時として説教したくなることはありますが、日常的に説教してくるというのは健全な関係とはいえません。
恋人間で上下関係があるのが悪いことだとは限りません。年齢差のあるカップルで上下関係になってしまうケースはよく見られますが、それでもうまくやっているカップルは大勢います。重要なのは上下関係を確定させるために説教を利用してくるタイプの男性です。同等な立場である恋人同士なのに自分が優位に立ちたいがゆえに説教を介してマウンティングを仕掛けてくる、そんな男性は立場の違いを悪用する恐れがあります。ほんとうに相手のことを思っての説教なら思いやりや埋め合わせがあるものですが、フォローもなく一方的に説教してくるだけの男性は要注意です。
説教はモラハラの予兆
説教をしてくる男性は精神的に相手を傷つけるモラハラをしてくる危険性が潜んでいます。説教には相手の地震を失わせたり自尊心を傷つけたりする効果が含まれています。ためになる説教をする人は相手が落ち込みすぎないよう十分注意をするものですがモラハラ予備軍の男性は注意をするどころか積極的に女性の気持ちをおるように説教してきます。説教で相手の心を弱らせておいて支配的な立場を手に入れることに成功すると、次はモラハラで自分の思い通りに女性をコントロールしようとします。
モラハラ男と交際しても幸せになるどころか神経をすり減らすばかりです。説教にかこつけて関係ないことまでねちねちと嫌味混じりに攻め立ててくる男性からはさっさと距離をとりましょう。
もし説教をかまされたら
もし男性から説教をかまされたときは勇気を持って反論してみましょう。信頼できる相手なら反論に対して誠心誠意対応してくれるものです。誠実で彼氏にしてもよい男性なら反論が理にかなったものであれば素直に受け入れて非を認めたり改善案を出してくれますが、そうでない男性は反論されるとムキになったりふてくされたりと不愉快そうな反応を示します。
信頼出来ない男性にとって説教は女性を支配するため、優位に立つための手段です。合理的な内容であっても反論されたことそのものに対して不快感を示すようであればその男性は彼氏にするのにふさわしいとはいえません。対等な立場でお互いを尊重できるようなお付き合いがしたいなら、説教に反論したときの態度を参考に本性を見極めてください。