「エッチしたら好きになっちゃった。どうしたら付き合えるかな。」女友達からよく受ける相談です。
「本当に付き合いたいなら、先にエッチしなければ良いのに。」と思いながらも、なぜ女性はエッチをすると、相手を好きなってしまうのか？と考えてみました。
そもそも女性は行為と感情が連動する生物ですので、行為（エッチ）＝好き（感情）となることは、生理現象であり、仕方のない結果ではあります。
では、その生理現象を、より詳しく考えてみましょう。
そもそもエッチをする前に、自然と「この人顔がタイプ」「話していて楽しい」「もう少し一緒にいたい」「優しい人だな」等、
相手の男性に対して何かしらプラスの思いを抱いているはず。
初対面「初めまして！」の状態でエッチする男女は、さすがいにいません。出会いの後、何かしらの交流を経て、気付くと、あらベッドイン。
その交流の時点で、小さくとも、何かしらの好意は抱いているはず。
まったく好みでもイケメンでもなく、清潔感もデリカシーもない男性とエッチしたいと思う女性はいませんよね。
自身がプラスの感情を持っている男性から、そういったお誘いを感じ取った場合、
女性は「付き合っていないけれど、でも断る理由もないし、まぁいいかな。」といった軽い気持ちで応じてしまいます。
中には「私のことが好きだから、誘っているのかな。」と思い込んでしまうことも。
「夜遅い時間だけど、ケーキ食べたいな。今日くらいならいいか、食べてしまおう。」といったような、軽い葛藤と一緒。
お酒が入っていたり、相手の男性が優しければ女性だって、理性より性欲が勝ちます。
この状態で肌を重ね、甘い言葉を囁かれ、優しく扱われると、ドーパミンや女性ホルモンが分泌され、事後には「好き」と変換されるのでしょう。
朝目覚め、男性の寝顔を見て「エッチするってことは、私に好意があるのかな。」と思ってしまうのですよね。
そしてその後、女友達に相談。出会いから、エッチの流れまでをおさらいし、言葉に出すことで、刺激的な体験が「好き」という感情に変化します。
「相手も少しその気があるから、エッチしたんだよ。」なんて友達が答えれば、もう完璧です。
そして女性の好きという感情の延長線上には、お付き合いしたい、お付き合いしても良いかも、という思いが出現します。
そう、そもそもエッチをする時点でもう恋に落ちかけているので、気持ちが変化するのは当たり前の流れなのです。
最近は昔と違って、体から始めるお付き合いも増えており、体の相性を確認してからお付き合いをしたい、という意見も聞くのが現状です。
ただやはりその場の流れ、お酒の勢いで先にエッチをしてしまうと、男性からも軽い女性とみられ、お付き合いの対象から外れてしまうこともあるかと思います。
「あの時エッチしなければよかった。」と後で後悔する可能性があるならば、感情に流されずに、順番は守るのが無難かと。
