出会い

その優しさは本当?それとも演技?本当に優しい人の特徴について

好きなタイプはどんな人?という質問の回答では、多くの人が「優しい人」と答えるでしょう。多くのアンケートでも、やはり優しい人という性格は上位を占めるほど、優しい人はモテいるようです。

しかし、本当に優しい人は自分のことを「私は優しい」なんて言わないでしょう。その人が優しいかどうかというのは、一緒にいる時に自分で気づく必要があります。では、優しい人とはどんな行動をする人なのでしょうか。優しい人の特徴を抑え、自分にとって理想の優しい人を見つけましょう!

優しい人に共通する特徴を抑えておこう!

本当に優しい人を捕まえたい時に必要なことは、「そもそも優しい人ってどんなタイプの人なのか」という点を把握しておくということです。

そこでまずは、優しい人がする行動についてまとめていきます。実は、本当に優しい人がする行動にはいくつかの共通点があります。そのポイントについて抑えておきましょう。

ポイントを把握していくことで、いざ気になる人と出会った時にそのポイントをクリアできているか見極めることができます。ですので、是非とも判断材料として覚えて下さいね。

相手の話を聞き出すことが上手な人

優しい人は、自分のことよりも相手が楽しんでもらえることを優先することができる人です。そのため、会話などでも相手がどんな会話をしたら楽しいのかと考えることができます。

例えば、適当な話題振りではなく、相手がどんどん話したくなるような話題振りをできる人が優しい人には多いです。単純な「YES」「NO」で返すだけの質問ではなく、ついつい質問された側が話をしたくなるような、そんな雰囲気作りや質問をすることができる人が優しい人には多いでしょう。

また、深掘りして良いことと悪いことを判断することができ、深掘りしていい話題を上手に聞き出すことができるのも優しい人の特徴です。相手の表情を見て、楽しい話題なのかどうかを判断することで、上手く話を聞き出すということが本当に優しい人はできるのです。

相手が喜ぶ褒め言葉を伝えられる人

相手を良い気分にさせるための一つの要素が、相手を褒めることです。優しい人は、その人に合った褒め言葉を考えた上で伝えてくれます。

例えば、痩せていることが嫌な人と話をする時、相手のことを考えずにズバズバ話をしてしまう人の場合は「すごく細いね!どうやったらそんなに細くなれたの?」と聞いてしまうでしょう。痩せていることが嫌な人からすると、これはかなりストレスになってしまいます。

本当に優しい人であれば、もしかしたら初めは細いことを褒めてしまうかもしれませんが、相手の表情を伺い違う話題へとすぐに変えることができるでしょう。そして違う話題で、その人の良い点を発見できればそのことについての褒め言葉を発することができるでしょう。

相手のために厳しい言葉もかけられる人

本当に優しい人は、相手のことを思いやることができる人です。その人が悪いことをしていた場合、相手のことを気にかけなければその場を適当な会話でやり過ごすという方も多いでしょう。しかし優しい人は、そのような時に相手のことを思いやって厳しい言葉をかけられることができるのです。

優しさとは、全てをただ言いなりになって聞くとは意味が違います。相手にとって都合の良い言葉のみをかける人というのは、優しい人ではなく都合の良い人です。優しいように見えて、それは見せかけの優しさなのです。

本当の優しさとは、相手の気持ちに寄り添える人です。それはつまり、その相手のために喜怒哀楽の感情をぶつけられる人のことを指すのです。

その人のことを思って時には厳しい言葉をかけられる人が、本当に優しい人といえるでしょう。

誰かの悪口などを決して言わない人

決して他人の悪口を誰かに言わない人というのも本当に優しい人の特徴といえるでしょう。悪口というのは、当人がいない場所で、他人とその人の嫌な部分を言い合う行為です。確かに人それぞれ、合う人と合わない人がいると思います。万人と気が合う人は決していないでしょう。

しかし、優しい人は決して相性が良くない人がいたとしても、他人に対して悪口という形では暴露しないでしょう。何故ならば、悪口を言うという行為は決して何の解決にもならないからです。

優しい人は、もし相性が良くない相手に何か問題がある場合は、悪口ではなく当人に直接伝えるでしょう。どのような相手であったとしても、その人のことを考慮した行動を取る人が、本当に優しい人なのです。

ギブ&ギブ!相手に見返りを求めない人

優しい人は、自分の行う行為に見返りを求めないものです。相手のことを思いやって行動することができる人ですので、プレゼントにしても思いやった行動にしても、お返しを求めた行動は行わないのです。

見返りを求めて相手に何かプレゼントを渡すような人は、プレゼントを渡した人が何もしなかった場合「私は◯◯してあげたのに、あいつは何もお返しをしなかった」と誰かにきっと悪口を言うでしょう。相手のことを思いやった行動ではなく、自己都合のプレゼントを贈っているのです。

優しい人は、「◯◯してあげた」や「◯◯してあげる」といった表現は使わず、その人のことを心から思って行動しているはずです。相手が優しいかを見極める際に、上記の言い方を常にしていないか確認するのは良い方法でしょう。

小さな気遣いに気づき、感謝できる人

本当に優しい人は、外部へのアンテナを敏感に張っているため、小さな気遣いに気づき、その思いやりに対して感謝することができます。

例えば座る際に椅子を引いてくれる店員さんや

、部屋に入る際にドアを開けてくれた方のことをよく覚えていて、感謝することができるのです。

理由としては、優しい人もそのような行動をよくしているからです。自分がよくしている行為を他人がしてくれると、すぐに気付くことができ、感謝の気持ちをもつことができます。

一見すると些細かもしれないが、小さな気遣いに感謝できている人は、本当に思いやった心を持ち備えている人と言えるでしょう。「こまめに誰かに感謝の気持ちを伝えている」というポイントは、本当に優しい人なのか判断する際の良い判断材料でしょう。

自分からさりげない思いやりある行動が取れる人

思いやりのある行動を意識して取り続けるというのは、普段からやっていない人の場合はとても難しいものです。さらにそれが、さりげない行為であれば尚更難しいでしょう。

さりげない優しさとは、例えばお店で座る際に椅子ではなくソファー席を譲ってくれたり、ドアを開けてくれたり、電車で気軽に席を譲ることができるような人です。優しい人は、そのような行為は癖のようにさらっとできるのです。一方、普段からそのような行為をしていない人であれば初めは意識してできるが、段々意識し忘れるとそのような行為ができなくなっていくのです。

1日を通して、さりげなく相手に「あっ、ありがとう」と言わせている人がいれば、きっとその人はかなり優しい人でしょう。

自分の感情を制御することができる人

あなたは自分の感情をコントロールすることができますか。この行為はなかなか難しい行為でしょう。ですが優しい人は、相手のことや自分の周りのことを考慮して、時に感情を抑制することができるのです。

例えば、自分の好きな人の悪口をズバズバ言っている人が目の前にいたとします。きっと多くの人は、無愛想になったりその人にキレてしまったりするでしょう。ですが優しい人は、自分の感情を抑制してまずはその人の話を最後まで聞くことができます。そして、なぜその人がそれほどまでに悪口を言ってしまうのか、理由を考えることができるのです。

初めからその人のことを突き放すのではなく、どんな相手であってもまずは向き合うことに努めるのが本当に優しい人なのです。

自分が味わった痛みを元に他人の痛みに寄り添える人

優しい人は、他人の痛みに寄り添えることができます。というのも、優しい人は過去に自分自身が傷ついたことがある人がほとんどです。どんな傷かは人それぞれですが、そのような過去があるからこそ、他人に対して優しい人でいれるのです。

相手が傷ついていた時に、優しい人は「自分がその人だったら、今どんな気持ちだろう。他人にどんな態度を取って欲しいだろう」と、行動する前に考えることができます。またその際に、過去の経験から「これはしてほしくないだろう」と、他人の気持ちを考慮した考えができるのです。

そのため、優しい人は相手が傷ついていた場合はその人のことを思いやることができ、また相手の傷に寄り添った言動を取ることができるのです。

自分が受けた優しさを参考にして実践できる人

あなたは過去に受けたことがある優しさを覚えていますか。また、その優しさを自分ごととして実践することができていますか。

優しい人は、自分が受けた優しさを覚えていて、過去の自分のように困っている人がいた場合には、当時受けた行動を実践することができるのです。またその行為を赤の他人に対しても行動することができるのです。

例えば海外旅行で道に迷っていたところをその国の人に助けてもらった経験があれば、日本に来ていて困っている外国人を助けようと行動することができます。

その人の技量によってはできないこともあるでしょう。ですが、自分にできることであれば、なるべく助けたいと思う心を持っている人こそ、本当に優しい人といえるのです。

自分の中に、強い正義の心を持ち備えている人

本当に優しい人は、その行動を取れる原動力を常に自分の心に持ち備えています。それは別の言い方をすると、その人にとっての”正義”を持ち備えているとも言えるでしょう。自分の中の正義の気持ちがあるからこそ、他人のためといった行動を取ることができるのです。またその気持ちが強ければ強いほど、強い優しさを持ち備えていると言えるでしょう。

強い正義の心を持っている人であれば、それに反する行為は絶対取らないでしょう。相手を不快にさせてしまう行為をする人は、その人の中に正義の気持ちがないと言えます。本当にその人が優しい人なのかどうかを判断する際に、自分がその人と接している際に不快な気持ちを抱いたかどうかといった点を判断材料としてもよいでしょう。

気をつけて!偽物の優しさを振る舞う人の特徴について

優しい人には、これまで述べたような特徴があります。ただしここで気をつけたい点がります。それは、偽りの優しさをアピールしてくる人がいるという点です。DVの被害に遭った人がよく口にするのは「初めはすごく優しかった」というのですが、その優しさは偽りの優しさと言えるでしょう。

偽りの優しさに騙されないためにはどうすれば良いのか…。ここでは、その人がしてくれる優しさは本当なのかどうかを見極めるポイントを記していきたいと思います。

その場限りの優しさを振る舞ってくる人

その場限りの優しさを振る舞う人には注意しましょう。

その場限りの優しさとは、例えば、ただ優しい言葉をかけてくれる人のことです。優しい言葉をかけてくれる人は優しい人だと思いがちですが、優しい言葉しかかけてくれない人には要注意です。何故ならば、本当に優しい人であれば、時には厳しい言葉をかけてくれるものだからです。その人が悪い場合は、きちんと注意してくれるのが、本当に優しい人なのです。

優しい言葉ばかりで会話が進む人の場合は、その場をしのげられればよいと考えている人が多いです。

優しい言葉ばかりかけてくれる人と会話をするのはすごく楽だとは思いますが、それを本当の優しさと思わないように気をつけた方が良いでしょう。

ギブ&テイク!見返りを求めてくる人

ギブアンドテイクという言葉があるように、何かをもらったらお返しをしないといけないと思うのが普通ですが、本当に優しい人は見返りを求めません。自分が行った行為でその人が良い気分になってくれれば十分と考えるのが優しい人なので、ギブアンドギブの精神と言えるでしょう。

ところが、偽りの優しさの人は、自分が他人に何かを与えたらその分の見返りがあると期待しています。自分が与えた分と同等の見返りがないと不満に感じるでしょう。不満を感じたら、それを他の誰かに告げ口したり、以前のように優しい態度で接してくれなくなったりするのです。

「◯◯してあげる」と言った言葉遣いをしている人は、この考えに当てはまる場合が多いので、気になる人がそのような言葉遣いをよくしていた場合は注意してみましょう。

当たり障りない言葉で褒めてくれる人

当たり障りない褒め言葉を多様する人にも気をつけましょう。そのような人は、きっと色んな方に対して当たり障りない褒め言葉を使っています。つまり、誰に対してでも同じような褒め言葉を使うほど、その人のことをちゃんと見ていないということが言えます。

特に多い褒め言葉が「すごい」や「やばい」と言った表現です。このような抽象度の高い言葉は色んな場面で使える便利な言葉です。この言葉でばかり褒められたなと感じた場合は注意してその人のことを見ましょう。

本当に優しい人であれば、あなたに合った、あなただけに向けた褒め言葉を言ってくれます。特別な言葉になるので多くは褒めてくれないかもしれませんが、その言葉はあなたにとってきっととても嬉しい言葉になるでしょう。

まとめ

本当に優しい人の特徴についてまとめました。これまで述べたことを全て熟知しているのが本当に優しい人なのですが、実はここまで良くできた人はなかなかいないでしょう。本当に優しい人と出会うのはとても難しいことなのです。

また、偽りの優しさを振りまく人の特徴についてもまとめました。優しくて甘い言葉に騙されてしまう気持ちも分かりますが、偽りの優しさには十分に注意しましょう。

本当に優しい人に出会うためには、目を肥やさないといけないでしょうし、また自分自身が優しい人になる必要もあるでしょう。というのも、人間は自分と似た人に魅力を抱きやすいと言われているからです。自分が優しい人になることで、本当に優しい人をゲットできるように頑張って下さい!

もっと読む