容姿、学歴、年収、性格と何もかも高スペック男性。
理想の相手を手に入れた女性は、さぞかし幸せなのだろうと周囲から羨望の目で見つめられています。
ところが、当の本人は完璧な相手を手に入れたはずなのに、なぜか楽しく相手と交際できないとモヤモヤを抱えていることもあります。
なぜこのような心理に陥ってしまうのか、その理由を解説していきます。
燃え尽き症候群
大きな大会で結果を残したアスリートが、その後の目標を見失いモチベーションが低下してしまう状態。
これを燃え尽き症候群と呼びます。
燃え尽き症候群に近い症状は、恋愛でも起こりえます。
高スペックの完璧男性と付き合う場合、まず他の女性との激しい競争に勝ち抜かねばなりません。
いつの間にか、その男性と付き合うことがゴールとなってしまい、付き合った後は目標を見失い燃え尽きてしまうのです。
対処法は、ゆっくり気持ちを落ち着けて休むこと。
急がず慌てず、ゆっくり二人の関係を楽しみましょう。
元々好きだった相手、ゆっくり過ごすうちに自然と相手と進む次の目標が見えてきます。
コンプレックス
完璧な人や一芸に秀でた人の側にいると、嫌でも自分と比べてしまいます。
その結果、相手に比べて自分が見劣りしていると感じ、コンプレックスや嫉妬が心に生まれてきます。
常に側にいる関係だけに、しょっちゅうこうした負の感情に苦しめられるようになり、相手の近くにいること自体が嫌になってしまいます。
対処法としては、相手と比べることができない自分の領域を持つことです。
自分にも自信を持てる分野があれば、コンプレックスや嫉妬は生じてきません。
「そんなものない」と言う人もいるでしょう。
それなら、徹底的に付き合っている相手に尽くしてみるのはどうでしょうか。
完璧男性にとって無くてはならない人になってしまえば、「こんな完璧な人でも自分がいなきゃダメ」という自信が生まれてきます。
恋に恋していた
その男性が好きだったのではなく、恋することに恋していたという場合もあります。
ドラマや漫画の主人公になったように、高スペックの男性と運命の恋に落ちるというシチュエーションに酔っていたのです。
今は夢から覚め、実はその相手のことを好きになったのではないと気づいてしまったのです。
人間なのでそういうこともあるでしょう。
改めて相手の事を見つめてあげてください。
少なくともお付き合いまで行けたということは、彼の方はあなたに好意をもっていますし、なんらかのフィーリングが合っている相手です。
勘違いから始まる恋もあります。
恋に恋する女から、今度は彼に恋する女になればいいだけです。
人間味を見つける
なんでもスマートにこなしてしまう完璧男性は、そばで見ていると機械的でクールすぎる印象を受けてしまうこともあります。
しかし、それは思い込みに過ぎません。
人間であれば、苦手なもの、嫌いなもの、失敗することもあります。
そうした彼の人間味あふれる側面に一番に触れられるのは、付き合っているあなただけの特権。
楽しくないと感じたら、彼のカッコ悪いところを見てあげてください。
普段とのギャップで、より彼のことが愛おしく感じられますよ。