【恋愛相談】夫婦喧嘩のあとが気まずい(20代・女性)
夫婦喧嘩をしたあと、険悪なムードが長引くのが辛いです。もう許したいと思っていても、ついイライラしていてきつくあたってしまったり、やっぱり怒りが沸いてきて優しく出来なかったり、そんな自分がいやでいやで仕方ないんです。どうすれば夫婦喧嘩になっても、すぐに仲直りできますか?
怒りの感情に左右されない心を持とう
夫婦喧嘩も時には必要ですが、お互いが怒りに満ちた状態では、険悪ムードが流れるばかり。仲直りするには、まず心を落ち着かせることが大切です。そこで、喧嘩のあとの沸々とした怒りに振り回されないために役立つ、3つの行動を紹介します。
自分を落ち着かせる
夫婦で暮らす空間にいるだけで喧嘩の内容を思い出し、再びイライラしてしまうことってありませんか? そんなときには1人で外出し、美味しいコーヒーを飲んでみたり、大好きなお菓子を食べてみたり、少しホッとする時間を自分にあげましょう。ちょっとした贅沢感や優越感を味わうだけでストレスが緩和され、不思議と心が落ち着くものです。
違う目線で考える
心が落ち着いてきたら、夫婦喧嘩を第三者の目線で考えてみましょう。分かりやすく言えば“全く同じ内容の夫婦喧嘩をした友達が相談にきたら、私はどんなアドバイスをするだろう?”と考えてみるのです。
例えば、自分にだけ自由がないという不満が原因で喧嘩になったとします。その場合、友達から「旦那ばっかり好きなことをして腹が立つ! 私は仕事と家事に追われて自由な時間なんて全然ない。このままじゃ、ストレスでおかしくなっちゃうよ。どうしたらいいのかな?」と相談を受けたとして、それに対するアドバイスを考えるのです。
「毎日頑張り過ぎているから、それがいつの間にか旦那さんの中で当然になってしまったんじゃないの? どれだけ頑張っているのか分かってもらうためにも、少し手を抜いてみたら?」そんなアドバイスを思い付いたとすれば、それが今の自分の怒りに対する最善の解決策となるでしょう。
大切さを再確認する
“もしも突然、夫がいなくなったら”と考え、その先の暮らしを想像してみてください。「おはよう」を言える相手も、テレビを見ながら一緒に笑い合える相手も、横に並んで食事をする相手もいなくなり、この先ずっと1人寂しい人生を送るとしたらどうでしょう。
寂しさに耐えられる自信がありますか? 絶対に泣かない自信がありますか? 喧嘩してでも一緒にいたい、そうは思いませんか?
怒りの感情に左右され続けていると、お互いを理解することも許すこともできず、夫婦の溝が深まるばかりです。大きな夫婦喧嘩をしたとしても、怒りではなく解決に力を注がなくてはなりません。そのためにも、まずは心を落ち着かせ、冷静になることから始めましょう。
間違っても「実家に帰らせていただきます」などと置き手紙を残して出掛けないでくださいね。余計な怒りや不安を与えるだけで、解決を遠ざける原因になってしまいますよ。