恋愛トラブル

恋愛依存体質から脱却する方法

【恋愛相談】恋愛依存をなおしたい(20代・女性)

私がいつも恋愛をしていないと不安になってしまいます。付き合ってるひとがいたら、その人のことしか考えられなくなって、別れてもすぐ次の人を見つけます。でも、遊んでるわけではなく、本気です。恋愛で生活がぐちゃぐちゃになることも多く、やっぱりこれは恋愛するということに依存している気がしています。なおすにはどうしたらいいでしょうか。

恋愛をエネルギーにするのは◎、でも依存はNG

恋愛依存から抜け出す
恋愛を自分でうまく活かすことが出来たなら、それはとても強力なパワーになります。しかし寄りかかり依存しすぎると、どんどんダメな自分になってしまうんです。

恋愛にのめり込みすぎる

恋をすると周りが見えなくなる、それは決して珍しい話ではありません。誰かのことを好きになったら、その人に夢中になる。とても素晴らしいことです。恋愛によってやる気がわいてきたり、生きる気力がみなぎるのは本当にすごいことです。しかしのめり込みすぎると「依存」へと変化していきます。
 
そしてその依存を続けて幸せになれた人は、そう多くはないのです。

恋愛依存に気づく

もしかして私は恋愛依存体質かもしれない、そう感じた人は脱却するチャンスです。本当に重度の恋愛依存者は自覚すら出来ません。まわりにいませんか?「相手のことが一番」「自己犠牲上等」「彼がいれば何もいらない」そんな方。こういうことを普段から口にする人は高確率で恋愛依存体質です。
 
それの何が悪いの?相手のことを大切に思う気持ちを否定しているのではありません。この依存によってその人自体が振り回され、情緒不安定になってしまっていないかそこが問題なのです。

脱却は真逆へ向かう

恋愛依存体質の場合は基本的に自分自身が中心にいません。まずは、自分を「ど真ん中に置く」ことを意識しましょう。例えば何を考えるにしても自分のやりたいこと、自分のやるべきことを優先させるのです。恋愛は二番目にする。それ以上優先順位を下げるのは辛いでしょうから、まずは二番目、それが難しければ1.5番目でもいいんです。
 
これは依存体質の人にとっては真逆のことをやっているように感じるでしょう。しかしそれでいいのです。脱却へは視点を変えることが一番なのです。

数年かかるかも、でも必ず

完璧に脱却できるまで数年かかる人もいるでしょう。恋愛にどっぷりはまりきっている人ほど、その期間は苦しくしんどいかもしれません。ですが必ず自分にとって大切なことが見えてきます。「人を幸せにするためには自分が幸せであらねばならない」ということが。それに気づけたとき、きっと恋愛依存は卒業できています。

ABOUT ME
宮本 里穂
恋愛心理学の専門家 恋愛心理学を専門に、社会心理学なども勉強しています。お酒を飲むことと、音楽を聴くことが好きです。心理学を基にして、実践的なアドバイスをすることを心がけています。
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