【恋愛相談】彼氏に何もかも報告を義務づけられた(20代・女性)
前は普通だったのに、最近彼氏がおかしいです。私が出かける時は誰とどこに行くのかをしつこくきき、一時間ごとにLINEで連絡をするように強制します。勝手にスマホを覗いてるみたいで、なぜか私の予定を把握していたり、最近ではちょっとコンビニに行くだけでも機嫌が悪くなります。もし言うことを聞かなければ、ものすごい怒るんです。もう別れるべきでしょうか。
デートDVに発展したら、すぐ逃げて!
暴力がなくても、行動を制限するのは立派なデートDVです。一種の束縛で、何をするにも報告をさせる、予定を掌握してコントロールしようとする、というようなものもすべてDVの一種。こうなってしまったら1度離れてみるしかありません。
行き過ぎた制限は愛情じゃない
好きな相手の行動を知りたいと思うのは、恋する人なら誰もが1度は考えることでしょう。それ自体は普通のことです。デートDVになるのは、その行動を制限するかどうかで変わります。
そして、制限するときに「言うことをきかなければ別れる」というようなニュアンスを匂わせるのは、脅しと同じ。言葉で脅して,間接的に行動を制限しているため、やはりデートDVだといえるでしょう。
気づいたら離れて
これはデートDVなんだ、という自覚が得られたら、まず相手と早急に離れる必要があります。デートDVは一緒にいればいるほど悪化していきますし、自分自身も共依存に陥って抜け出せなくなる可能性があります。
1度距離をとって冷静に相手を見てみるべきです。相手が束縛してきた理由を聞くにしても、やはり1度離れて落ち着いた距離感にならなければいけません。少し離れたところから、客観的に彼氏の行動を観察することで、様々なことに気がつくことができるはずです。
別れるときは第三者の協力も
1度離れてみるにしろ、いっそ別れてしまうにしろ、切り出し方によっては彼氏を激高させる可能性があります。これまで暴力がなかったとしても、「束縛だけじゃだめなんだ」と思い詰めて暴力に走るケースがあります。
別れたいと伝えるなら、ファミレスのような衆人の目がある場所で、同性の友人に同席してもらうのが1番安全です。レコーダーを用意しておいて、もしも何かされたときのために録音しておくのもいいでしょう。友人には口を挟まないようにお願いして、あくまで証人として聞き役になってもらってください。異性の友人は、彼氏が「浮気相手がいるのか」と暴走することがありますから、望ましくありません。しかし、同姓の友人では心細い場合は、異性の友人に近くの席に座っていてもらうなどの方法もあります。万全を期して挑んでくださいね。