【恋愛相談】相手が好き避けしている気がします(20代・女性)
最近「好き避け」という言葉を知りました。今好きな人の態度が、その「好き避け」に似ている気がします。思わせぶりな態度をとってきたり、好意に対してうれしそうな反応をしてくれる半面、核心に迫るような場面では話をそらしたり、よくわかりません。もしかしたら私の思い違いで、嫌われているのではと怖いです。「好き避け」とそうでない場合の見分け方を教えてください。
「好き避け」と「嫌い避け」を見分けよう
「好き避け」とは、本当は好きなのに気のないそぶりをしてしまうことを意味します。内心は親しくなりたいのに、その思いとは裏腹に、わざと冷たい態度を取って相手を避けたり無視したりするのが好き避けです。好きな気持ちを周囲に悟られたくないというテレ屋さんや、あまり女性慣れしていない男性、あるいは小心者なのにプライドだけは高いというタイプの男性にこのような傾向が見られます。
意味合いは全く違いますが、避けるという意味においてよく似ているのが「嫌い避け」と「ごめん避け」です。嫌い避けとは、文字通り、本当に嫌いだから避けられているというものです。このような行動を取るタイプには共通する性格はなく、「無理なものは無理」という気持ちが行動に表れています。
そしてもう一つの「ごめん避け」とは、気持ちはありがたいけど、異性として交際することができないという、嫌い避けよりは救いはあるけど拒絶の気持ちであることに変わりはありません。
なんとも思っていない相手から避けられるのは、愉快ではなくてもさほど気になりません。でも思いを寄せている彼から避けられれば傷つきますよね。同じ避けられているにしても、好き避けなのか、拒絶かの違いがわかれば、気持ちが楽になりますし、彼に対する接し方も見えてきます。そこで彼の態度から両者の違いを判断するポイントをご紹介していきます。
会話の見極めポイント
好き避けの場合は会話にも特徴が出ます。なにかと絡んできたり、からかってみたり、わざと意地悪なことを言ってみたり、という具合です。それは中学生が好きな子の気を引くためにする言動と同じ類です。
けれど嫌い避けの場合は、自分から積極的に関わることはしませんので、何かにつけて絡むという行動を取りません。どうしても会話をしなければならない場合のみ、必要最低限の関わりしか持とうとしません。会話が長引けば「早く切り上げろ」オーラを出してきます。
視線の見極めポイント
好きな女性を目で追うのは自然な気持ちですが、視線が合うと慌てて目を逸らすのは好き避けの特徴です。そんな時は視線が定まらず、動作もぎこちなかったり、頬を赤らめたりしています。
一方嫌い避けの場合は、視線が合っても感情を表に出すことはせず、単なる景色の一つとしての扱いです。目が合った時に彼が動揺するかどうかが見極めのポイントです。
距離感の見極めポイント
態度や言葉はそっけなくても、常にあなたの視界に入る距離にいるのが好き避けの特徴です。あなたが近くにいれば、わざと声のトーンを上げて自分の存在をアピールしてきます。嫌い避けの場合なら、一定の距離を保ち、あえて近づいてはきません。
以上が代表的な見極めポイントです。人の心はやっかいなもので、思いとは逆の行動を取ってしまうのが好き避けです。もし好きな彼が恋愛スキルに乏しくて好き避けをするタイプなら、あなたが上手にリードして、彼に自信をつけさせてあげましょうね。