無意識に始まる自己暗示な恋愛
男性は相対的に物事を比較して判断するタイプであるのに反し、女性は絶対的に捉えます。例えば、男性は値段が高いものの方がいいと思うのに対し、女性は値段に関わらず品質を重視しますよね。店員に勧められたから購入する男性に対し、女性は自分で満足がいかなければ、むしろその店員のセンスを疑ったりして同調しません。
それは女性の方が男性に比べ、心理的な活動が多いことの表れなのです。人に良いと言われても自分で満足しなければ納得がいかない、逆に言えば人にどう言われても、自分の良いと思う判断はなかなか譲らない。その一種の同調性の欠陥として、自己暗示な恋愛が引き起こされてしまいます。
自己暗示な恋愛を防ぐ
あんなに大好きだった彼と別れたけど、意外と大丈夫だった。そんな経験はありませんか？それこそが一種の自己暗示な恋愛なのです。男は新しい恋人を追加していくが、女は上書きしていくとも言われますよね。女性は冷たいとみられがちですが、これも自己暗示で恋愛をしている女性が男性より多いからなのです。
友人の彼氏の話を聞いていると、どこがいいのか分からないという経験は？その男はやめておきなとアドバイスしても、友人は聞く耳を持たないという経験は？誰しもに当てはまる話だと思いますが、立場と変えて考えてみてください。あなたは大丈夫ですか？
女性は自分の中で答えが定まっています。その答えに不安と抱いて、相談を持ち掛けても、反対的な意見は耳に入らず、肯定的な言葉だけが頭に残ります。つまり恋は盲目なのですが、自己暗示は一種の思い込みとも言えます。それは無意識なことなのですが、意識的に注意することで自己暗示も防げますよ。
自己暗示な恋愛を見極める
自己暗示ではじまった恋愛は、あるきっかけで意外とあっさり解けてしまいます。女性はホルモンバランスの活動により、思考に浮き沈みが多くあるのです。それが、恋人選びを失敗した！という気持ちの正体です。
あなたは自己暗示な恋愛をしていませんか？「結婚したいから」「子供が欲しいから」「親を安心させたいから」というように、恋愛に目的は絡んでしまっている場合は要注意です。
あなたの理想の男性のタイプを一つ教えてください。答えが出たら、もう一つ教えてください。なるほど、なるほど。では、もう一つ教えてください。今の質問で、３つ目にあがった答えこそが、あなたが男性に本当に求める条件です。これをヒントに、自分の絶対的評価を曲げない女性の持ち味を生かしましょう。自己暗示に飲まれず、しっかりと相手を見極めること。これが、幸せになるための恋愛の仕方です。
