【恋愛相談】冷めやすく、付き合いが長続きしません (30代 女性）
学生時代から、１人の人と長く付き合うことができません。いつも自分から好きになってアタックをするのに、いざ付き合うことになると、すぐにどうでもよくなってしまいます。自分から告白したのに、一ヶ月と経たずに相手を振ってしまったことも１度や２度ではありません。３０代になって、このままでは私には結婚なんて出来ないのではないかと、不安になっています。どうしたら、付き合いたての頃の気持ちを維持して、付き合いを長続きさせることが出来ますか？
焦りは禁物です、じっくり相手の事を知りましょう
恋愛は好きだけど、相手を手に入れた途端に満足してしまう女性は決して珍しくはありません。付き合うまでは、本当に今度こそ運命の人だ！くらいの気持ちで熱を上げているのに、付き合うことになったらすーっと気持ちが冷めてしまうんですよね。
あなたにとって恋愛は、付き合うまでの駆け引きがメインであって、そこがゴールになってしまっているのでしょう。いつも恋をしていたい、恋をしていないと不安だから、少しでも気になる人に対して強引に気持ちを盛り上げ、運命の恋だと自己暗示をかけているのです。
結婚適齢期になると、焦りも乗じて余計に「とにかく誰かと付き合わなくては」と思い込みやすくなります。そして、好きだから付き合いたいのではなく、付き合うために好きになる、本末転倒の状態になってしまいます。
気になる人ができたら、すぐにアタックをせず、じっくり相手のことを知るようにしましょう。とにかく焦りは禁物です。本当に好きになれる相手は、作るものではなく、現れるものです。恋愛のことを考えるのはやめて、自然な成り行きに任せてみてください。
高すぎる理想に気をつけて
あなたは相手への理想が高すぎるのかもしれません。あばたもえくぼという言葉がありますよね。付き合うまでは相手のイイところばかりが目に着くのですが、付き合い始めるとイヤなところも目にするようになる。そういうイヤなところを目の当たりにしたとき、気持ちが冷めて、付き合っていけないと感じてしまうのではないでしょうか。
本当は、相手のイヤなところには付き合う前から薄々勘づいているものです。けれど、付き合う前は好きな人であっても他人です。付き合ってはじめて、相手を身内に感じるようになります。そして、他人がしているのはなんとも思わないけど、身内がしていたらイヤなことってありますよね。例えば、パチンコが好きなのは個人の自由だと思っている。好きな人がパチンコをしているのも、個人の自由だから仕方ない。でも付き合うことになったら、彼氏にはパチンコはしないで欲しい。こういう思考回路は、誰しも持っているものです。
１度、彼氏になった相手に対してどうしても許容できないことを紙に書いてみましょう。そして、そこで挙げた内容に当てはまる相手とは付き合わない。逆に、当てはまらないのであればそれ以上は要求しない。そういう取り決めをしてから付き合うと、自分の気持ちに振り回されることが減りますよ。
無理に変わる必要はない
まず、１つハッキリさせるべきことがあります。それは、あなたが別れたのは本当に相手に冷めたからなのか、それとも付き合うということ自体が苦痛になっているからなのか、ということです。
自分の時間を大切にする人にとって、誰かと付き合うことで、自分の時間を相手に合わせるということは、苦痛になります。その手のタイプの人は、実際に誰かと付き合うことになると、自分が相手に縛られているように感じてしまい、会ったりメールしたりすることが億劫になります。そして、そんな自分を見て、冷めてしまったと判断し、別れてしまうのです。
考え方を変えてみて下さい。まず、付き合ったからといって、無理に自分を変える必要はありません。特別何かをする必要もありません。あなたの時間はあなたのもので、相手に左右されるものではないんです。自分で勝手に相手のためにこうしなければ、ああしなければと思っているから、自分の時間を浸食されているように感じるのです。会いたくない時があるのは普通のことで、そういうときは断っても大丈夫。互いが会いたいと思ったときに会い、無理のない付き合いをすることが、付き合いを長続きさせるコツです。
