【恋愛相談】付き合うと自分が弱くなります(20代・女性)
恋愛をして、誰かと付き合ったりすると、なんだか自分がすごく弱くなってしまいます。1人のときは1人で対処できていたことが出来なくなったり、感情が暴走して泣いてしまい相手に迷惑をかけたり。これって甘えてるんでしょうか。それとも、みんな誰かと付き合うと弱くなるんでしょうか。
弱くなった、と感じるのは普通のことです
「独り身の時は、多少問題があってもそこまで落ち込まずに対処できていたはずなのに、彼氏ができた途端、前より落ち込みやすくなったり、感情をコントロールするのが難しくなった。」そう感じたことはありませんか?
実はこれ、付き合い始めた女性がよく感じることなんです。「前はもっと強かったはずなのに…」と動揺しているあなた!今回はなぜ、「弱くなった」と感じてしまうのかをご紹介します。
あなたを心配してくれる相手ができたから
今までは、仕事で残業が連日続いても「まあ、疲れたけどこんなものか」と自分の中で納得していたFさん。しかし、彼氏ができてからは、毎日メールで「今日も残業だけど、体調は大丈夫?」「あんまり無理しないでね」と心配してくれる存在ができました。
その結果、それまでは気にしないようにしていた自分の心身両面の疲れを感じるようになり、「あれ、以前より疲れやすくなったかな?」と思ったそうです。
これは、Fさんが疲れやすくなった訳ではなく、誰かに心配されることによって以前からあった自分の疲労に気づいただけのことです。そのため「弱くなったな」と感じてしまう女性は沢山いますが、実際は以前より自分の心身両面の声に耳を傾けることができるようになった分、自分をもっと労わることができますので、実は良いことなんです。
あなたに相談できる相手ができたから
今までは、少し上手くいかないことや問題があっても、友人に相談することはほとんどなく自分で対処してきたSさん。そんなSさんも、付き合い始めてから「前はこのくらいの問題だったら自分で対処できていたはずなのに、何かと相手に頼ってしまう。」と感じるようになりました。
これも、Sさんの問題解決能力が低くなった訳ではなく、信頼できる相談相手ができたことで、今まで自分の中に貯めていたストレスを他の人に話せるようになったということです。
あなたがスキをみせられる相手ができたから
今までは、何をするにも完璧でしっかりしていたUさん。そんなUさんも彼氏ができてからは「あれ、自分ってこんなにおっちょこちょいだったっけ?」と驚いています。
これは、Uさんは今までどこにいてもある程度気を張っていたものの、気を張らずに一緒にいられる存在ができたことで気が緩み、今まで考えられないようなおっちょこちょいぶりを発揮することになったと言えます。
これも、Uさんが以前よりおっちょこちょいになったという訳ではなく、自分の弱い部分も見せられる相手ができた証拠です。
そもそも強かったわけじゃない
このように「弱くなった」と感じてしまうことのほとんどは「気を許して甘えられる相手ができたこと」が原因となります。これは悪いことではなく、今までの1人用の生き方から2人用の生き方にシフトしていく過程の当然の結果なんです。
また、男性目線から考えると、彼女が「自分に頼ってくれる」「自分に甘えてくれる」「自分にだけ見せてくれる一面がある」という男にとっては嬉しいことこの上ない状態になります。
皆さんも、「相手ができて弱くなったな」と引け目を感じるのでなく、「弱さを見せられる相手ができて良かったな」と思うようにしてくださいね!