【恋愛相談】恋人に依存しすぎているかもしれません(20代・女性)
彼氏に依存しすぎているかもしれません。彼と少しでも連絡がとれないと、ものすごく不安になるんです。自分の中の優先順位が彼が1番になっていて、彼の中でも私が1番じゃないと気が狂いそうなくらい苦しくなります。彼は、口には出しませんが「重い」と思っているんじゃないかなって感じてます。これって普通ではないですよね?
行き過ぎた愛情は「依存症」かも
「恋の病」という言葉があるように、恋は一種の熱病であるとの例えがあります。けれど度を越してしまうと、良くない意味で、本当に心を病んでしまうこともあるのです。その代表は、DVやストーカー行為。女性の場合なら失恋を機に摂食障害という深刻な状態に陥ります。それらに共通するのは恋人依存症、つまり恋愛依存症です。
恋人依存症に陥るタイプの女性には、ある共通した特徴があります。その代表的なものをご紹介します。
優先順位は全て彼
仕事や勉強、あるいは友達との付き合いなどを二の次に考えるのが一番の特徴です。自立した恋愛ができる女性は、物事の優先順位を組み立てて考えることができるし、内容の重要度を考えることができます。
けれど「彼が全て」というタイプの女性はそれができません。どんなに大切な仕事があっても、彼から呼び出されれば仕事を放り出してでも彼を優先させます。友達との先約だって平気でドタキャンしますが、それを少しも悪いことだとは思わないのです。
根底にあるのは根強い見捨てられ不安。彼の言いつけに従わなければ、彼から捨てられるという心理が働き、そのような行動を取ります。
少しでも離れていると不安でたまらない
彼とほんの少しでも会えない時間があると、いてもたってもいられないほど不安に襲われるという特徴があります。LINEやメールの返信が少しでも遅いと不安になるのはもちろん、彼には彼の生活スタイルがあるということを考えられなくなり、自分の欲求が勝って彼を振り回してしまうことがあります。
例えば彼が仕事の付き合いでデートができないということがあれば、本当に彼は仕事の付き合いなのかと疑い、「本当にそこにいるのか」と、その証拠を求めたりします。本来は証拠なんてなくても信頼関係は築けるはずですが、証拠だけが判断基準の全てになってしまうからこそ、不安定な精神状態に陥ってしまうのです。その結果、「彼がいないと私はダメ」と、思い込んでしまうのです。けれど、一人で何もできないようなつまらない女になってしまったら、飽きられるのも早いという現実を認識すべきです。
どんなに酷い裏切り行為をされても別れられない
彼が浮気を繰り返し、ひどい裏切り行為を働いても、別れることができず、自ら不幸な恋愛を存続させてしまうという特徴があります。周囲からどんなに「別れた方がいい」と説得されても、また自分自身も別れた方がいいと頭でわかっていても、最終的に別れる決断ができません。
それを正当化するために「彼は最終的には私のところに戻ってくる」とか「彼は私じゃなきゃダメなの」というのも彼女たちの口癖です。このようなタイプの女性は、彼が離れていくのが怖いのではなく、独りになるのが怖いだけです。
恋人依存になりやすい女性は、過去の恋愛体験や、もっと遡れば幼い頃からの生育環境が大きく影響すると言われています。けれど過去はどんなに頑張っても変えられません。でも未来なら変えられます。ほんの少しの勇気さえあれば……。