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彼氏が甘えん坊だとかわいい?面倒?その心理と対処法を知りたい!

いつもは自分をリードしてくれる頼れる彼氏が、二人きりだと甘えん坊になってしまうということはありませんか。普段はあんなにしっかりしている彼の甘えっぷりにびっくりする人もいれば、「こんな人だったなんて」とショックを受けてしまう人もいます。とはいっても甘えてくれるのが自分だけということですから、彼が自分にだけ心を許してくれているのだと思うとうれしいことですよね。ただし甘えん坊な彼氏にはそうなってしまう心理にいくつか違いがありますので、今回はその心理ごとの対処法を詳しくご紹介します。

彼氏が甘えん坊になるのは?その特徴は?

男性は一般的に女性よりも甘えん坊だといわれます。それは仕事などで常に気を張っていることの多い男性は、あまりストレス発散をすることができないためです。女性同士なら、愚痴をこぼしたりショッピングやカラオケでストレス発散がすぐできますが、男性は同じ男性に対して弱みを見せたり、知られたりすることを嫌うため、ストレスをため込みやすいのです。そのため心を許せる彼女に対しては、いつもの姿とは真逆の甘えん坊になってしまいます。その心理と行動について、詳しく見ていきましょう。

彼女に触れていたくて離れずべったり

デート中はもちろん、二人きりの時も、彼女と一緒にいる時はほんのわずかの時間でも触れあっていたいのが、彼女べったりの甘えん坊タイプです。このタイプの特徴は、あまり周りを気にせずとにかく触れあいたい行動を優先することです。一緒に歩いている時に手をつなぐのはもちろんのこと、レストランで席に座る時には向かい合わせではなく隣に座りたがります。家に二人きりでいると、さらにその行動はエスカレートし、彼女の後をついて回り、料理をしていたり洗濯をしていてもくっつこうとしてくるので、面倒に思えたり、振り払いたくなるという人もいるでしょう。

このタイプの男性は、愛情に飢えています。実は普段あまり彼氏とイチャイチャしない、あまりスキンシップをしないという彼女だと、彼氏の方が甘えん坊になってしまうことがあるのです。

彼女と二人きりになると赤ちゃん言葉で話す

彼女と二人きりになると、急に赤ちゃん言葉を使い始めたり、メールで会話している時に赤ちゃん言葉で会話をしたりするのがこのタイプです。二人きりの時だけとはいえ、メールやメッセージなどをもし他の人に見られたら、女性の方は恥ずかしさで倒れそうになりますよね。普段はしっかりしてかっこいい彼氏が、急に赤ちゃん言葉になり、彼女にもそれを強制するので、彼女の方はそれが面倒だったり、付き合いきれないと思いつつ、仕方なく付き合っているということもあります。

このタイプの男性は、普段はかなり抑圧されていて、ストレスの中で過ごしていることが少なくありません。そのため大好きな彼女の前では素の自分に戻り、思う存分甘えたいという気持ちから赤ちゃんのような言動や行動をしてしまうのです。赤ちゃんはお母さんに甘やかされる存在だからこそ、彼女をお母さんに見立てて甘えているのです。

彼女といる時には子供のようにわがままになる

お願いをすると「ヤダ!」と子供のように拒否したり、「帰らないで」と引き留めたり、彼女を困らせる行動や言動が急に増えるのがこのタイプです。たわいもないわがままなら「仕方ないなあ」と彼女の方でも付き合えますが、彼女にも余裕がない時にわがままをいわれると、彼女が怒り出してしまうことも。実はこのタイプの彼は、わがままをいうこと、そしてそれで叱られることも含めて、甘える行動となっています。

このタイプの彼氏は、彼女のことが大好きで、わがままを言ってその対応に困る彼女を見て愛情をはかっているのです。結局は自分のわがままに付き合ってくれる彼女に自分は愛されているんだ、と確認することで安心しているともいえます。

かまって欲しくていたずらを仕掛けてくる

急にベッドに連れ込んだり、驚かせたり、まるで子供のようないたずらを仕掛けてくるのも甘えん坊な彼氏の行動の一つです。いたずら自体はたわいのないことなので、すぐ彼女も許してしまいますが、まるで小さな子供やペットの犬のように何度も繰り返します。

彼氏からすると、いたずらを叱ってもらうまでが1セットで、怒りながらも付き合ってくれる、なでたり抱きしめてくれるといったオプションを期待していたずらをすることもあります。

このタイプは元々が甘えん坊で、精神年齢が低い男性であることが多くあります。甘え方がよく分からず、小学生や中学生のようないたずらをつい仕掛けてしまうのです。

どうして彼氏は甘えん坊になる?その心理とは

男性がストレス発散が上手ではなく、その反動で甘えん坊になってしまう傾向が強いということは先にご紹介しました。また彼女に対してのみ甘えてしまうのは、彼女の気を引きたいという愛情表現であると同時に、彼の心理的な要因によるものからの行動とも考えられます。彼女に対して甘えん坊になってしまう彼の心理を、詳しく見ていきましょう。

彼女にかまって欲しくて甘えてくる

普段は甘えん坊ではなかったのに、急に甘えん坊になってしまった彼氏の場合、彼女からの愛情不足が原因のことがあります。普段彼氏といる時でもいつも通りだったり、愛情に対して淡泊だったりすると、彼氏の方が不安になり、彼女にまとわりつくことで愛情を確認しようとするのです。彼女が相手をしてくれることで、愛されていないかもしれないという不安を拭い去ろうとしているのです。

また付き合っている最初のうちは、彼氏に甘えたりべったりだったのに、付き合っているうちにだんだんとそれが少なくなってきていないでしょうか。男性は自分が彼女にかまわれていないと感じるからこそ、甘えることでその不安を解消しようとしているのです。

彼女のことが好きだから甘えたい

男性は女性のように自分の愛情をあまり周囲にひけらかすことはしません。それは同じ男性に弱みを見せたくないという思いでもありますし、彼女に対してはカッコをつけたいという意思表示でもあります。そんな彼氏が彼女と二人きりの時には、急に態度が変わって赤ちゃん言葉を話したり、子供のようなわがままを言って困らせたりといった行動に出るのは、彼女のことを信頼して、本当に好きだからその愛情を二人きりの時にはきちんと伝えたいと考えているからこそでもあります。

普段彼女に愛情表現ができない分、二人きりの時には自分をさらけ出して、彼女への愛情を伝えたいという行動が、甘えるという行動につながっているともいえます。

彼女に叱って欲しくてちょっかいを出す

彼女に叱られることで、自分が愛されていることが実感できるため、繰り返し彼女にいたずらやわがままを繰り返す甘えん坊のタイプは、親にあまり叱られたことがないなど甘やかされて育った人やあまり親から愛情を受けなかったりした人に多く見られます。

自分のことを思って叱ってくれると実感しているため、分かっていても同じことを繰り返してしまいます。彼女のような存在が今までいなかったため、愛情に加えてもっと叱って欲しいという欲求が強くなっているのです。

彼女に甘えることが自分の癒やしになっている

普段の生活でストレスが多く、なかなか上手に発散できない不器用で真面目な人は、甘えん坊になりやすくなります。彼女に甘えることが息抜きやストレス発散になるため、常に彼女とべったりとくっついていたい、彼女をいつも感じていたいと考えているのです。

彼女にしっかり甘えることができれば、またいつもの通りに頑張れるので、彼女に甘えられないとその分ストレスがたまってしまいます。そのため甘え方がエスカレートしてしまうことがあります。

さみしがり屋なので愛情を確認したい

根はさみしがり屋なのに、プライドが高く彼女にしか甘えられないといった環境にあると、甘えん坊になる傾向があります。さみしがり屋でいつもなら友達とつるんだり一緒に遊ぶことで気を紛らわせることができるのに、社会人になるとそう簡単にはできなくなってしまいます。そのため信頼できる彼女にそのさみしさを埋めてもらおうと、甘えかかるようになるのです。このタイプの場合、さみしさを埋めてくれるなら誰でもいい、ということもあるので注意が必要です。

彼氏が甘えん坊になった時の上手な接し方

彼に甘えられるのはうれしくないわけではないけれど、あまりにもそれが過度だとどう対応していいのか分からなくなってしまいますよね。彼が彼女に甘えてくる場合、ほとんどはストレスなどの反動だったり、彼女の愛情を確認したくての行動であることがほとんどです。そのためそこで邪険にしたり冷たい態度を取ると、彼との関係にヒビが入ってしまうことにもなりかねません。そこで甘えてくる彼氏を満足させるために、上手な接し方を心得ておきましょう。

彼のことをしっかりほめてあげる

彼が甘えてきたらしっかりとそれを受け止めましょう。その上で彼のことをほめてあげることが大切です。赤ちゃん言葉で話しかけてくる彼に、同じように返すのはためらいもあるかもしれませんが、そこで恥ずかしがるよりは同じノリで少し大げさなぐらい、彼のことをほめましょう。そうすることで彼の気持ちを満足させてあげることができます。彼が甘えてくるのは、彼女に認めて欲しい、ただそのことだけです。母親が子供をほめてあげるのと同じような気持ちで、彼のことを全面的に受け入れてあげましょう。

言葉に出して愛情を相手に伝えてみる

彼が甘えてくる理由に、あなたの愛情を確認したい、また本当に自分のことを好きなのか自信がなくて確かめたいという不安がない交ぜになっていることがあります。もちろんあなたの愛情を疑っているわけではありませんが、ちょっとした言葉や行動に不意に不安に駆られてしまうこともあるのです。

付き合いが長くなると、「いわなくても通じている」と考えてしまいがちですが、どれだけ付き合いが長いとしても、実際にお互いが何を考えているのかは分からないことの方が多いのです。もしきちんと最近彼に言葉で愛情を伝えていないのなら、一度自分の気持ちを相手に伝えてみましょう。彼が甘えてきた時に、きちんと自分も甘えてくれてうれしいということを伝えるだけで彼は安心できます。

自分が大人になって接してあげる

彼が甘えてきたら、自分がお母さんや保育園の保母さんのように、役割を演じてあげるのもおすすめです。一緒に赤ちゃん言葉でやり取りするのはちょっと恥ずかしいという場合はこちらもおすすめです。

甘えん坊な彼氏になると面倒だなあ、相手にするのが疲れるなあと感じることもあるかもしれません。しかしそういう時だからこそ、自分の方が大人になって接してあげることで、「甘えん坊の彼も可愛い」ということに気づいてあげられます。たまには彼も甘えたいんだな、と割り切って接するようにしましょう。そう思えば腹も立ちませんし、大らかな気持ちで受け止めることができます。

甘えん坊が面倒!そんな時の対処法

毎回毎回甘えん坊になる彼氏と付き合うのも限界!という時もありますよね。自分も疲れている時などは、付き合いたくないこともありますし、腹が立つこともあります。ただ彼も彼女に甘えることで気持ちのバランスを取っている部分もあるので、そこをとがめてケンカになるのもお互いに辛いことになってしまいかねません。そこで甘えてくる彼氏の相手が面倒になってしまった時の上手な対処法をご紹介します。

面倒でもきちんと相手になってあげる

面倒に感じるかもしれませんが、実際はちゃんと相手になってあげた方が面倒ではありません。ケンカになってお互いに嫌な気持ちになったり、いいたくもないことをいってしまって後悔するよりは、自分が相手に譲ってあげた方がまだマシだからです。面倒に思うよりも、なぜ彼氏がそんなに甘えてくるのかそちらの理由をきちんと相手に確認してみる方が建設的です。

彼の甘える行動を拒否しないで自分の気持ちも言う

彼氏の甘えたがりを受け入れた上で、「甘えてくれるのはうれしいけどちょっと疲れちゃったかも」と正直に気持ちを伝えてみましょう。甘えられるのが苦手なら、そのこともちゃんと相手に伝えることが大切です。ストレスを溜めに溜めたあげくに、突然キレられても彼氏は何がどうなったのか分からずオロオロするだけ、ということにもなりかねません。

面倒だなと思い始めたら、彼にもそのことをきちんと伝えて、自分の気持ちも理解してもらうようにしましょう。

逆にこちらからも彼氏に甘えてみる

彼氏が甘えてくるのと同じように、自分からも甘え返すのもおすすめです。彼氏ばかりが甘えてくるけど自分も甘えたい!という気持ちを合わせて伝えるのもおすすめです。彼氏はいつもあなたが甘やかしてくれるので、あなたが甘えたいと考えていることに気がついていない可能性もあります。お互いに甘やかし合うのもより二人の気持ちが通じ合うきっかけにつながります。

まとめ

甘えてくれる彼氏はうれしいけれど、自分も甘えたいと思ったり、あまりにもベタベタ甘えてきて最近はそれがちょっと面倒に感じる、と思うこともありますよね。女性が甘えるのと違い、男性が甘えてくるのは精神的に辛い時やストレスがたまっている時など心理的なものから来ていることが少なくありません。彼氏が甘えてくることを面倒だと思わず、受け止めてあげることも必要です。上手に対処して、お互いに甘やかしあえる関係に進展させましょう。

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