昨今では婚活という言葉が流行し、結婚から遠退いている男女が増えました。
そんな中で空前のペットブーム。
しかも、犬より猫の方がペットとして飼う割合が多いという調査結果が出ています。
これに伴ってか猫を飼っていると結婚から遠ざかるという噂が、いつからか囁かれ始めました。
誰もが一度は耳にした事があるのではないでしょうか。
では、なぜそんな噂がたってしまったのでしょう?
「火のないところに煙はたたぬ」と言うくらいですから根拠があるはずです。
検証していきたいと思います。
1つ目として考えられる原因は、単純に異性と一緒に過ごすよりもペットといる時間のほうを大切にして、優先してしまうからです。
ペットとして飼っている生き物はそれなりに世話をしなければなりません。
社会人として働いている人は単純に考えても、8時間は家を空けることになります。
その間にペットである猫は留守番をしていますが、置き餌を食べて水をのみ、糞をします。
最低でも1日に、一度以上はこの世話をしなければなりません。
猫のトイレも掃除しなくては不潔でなりませんから、退勤後は遅くならないうちに帰宅しなければなりません。
ここに恋愛を遠ざける原因あります。
もしも職場でいい雰囲気になった異性がいたとしても、仕事帰りにデートに出かける事の妨げの原因になります。
もしもデートの後のお泊まりになりそうな時も、自宅で待っている飼い猫の為に帰りたくなってしまいますから、恋愛が遠退くという結果になってしまいます。
結婚がなかなかできない状況になります。
2つ目として、多くの猫は飼い主と一緒に寝たがりますから、飼い主としては肌恋しさがそれで満たされてしまいます。
そうすると、わざわざ人間の温もりでは無くても心が満たされてしまい、満足してしまいます。
人間の恋人を欲する機会が少なくなってしまうのです。
ペットの猫が恋人になってしまっては、結婚も遠のくの当然ですね。
3つ目は、一緒にいるルームメイトとして最高の距離感を保ってくれているので、心地よくなってしまうということです。
猫というのは犬と違って常にベタベタする事を好みません。
ゴロゴロとのどを鳴らして甘えたい時はありますが、気分がのらない時はクールです。
さらに、言葉が話せませんから文句など言えませんので静かです。
一緒に住んでいるのが人間の異性なら、こうはいきません。
常に相手がいることをお互いが気にかけて、嫌なことがあっても相手に合わせなければなりませんね。
つまり、結婚して人間のパートナーと一緒に過ごすよりも楽に感じてしまうのです。
そうなってしまっては、結婚はやはり遠ざかってしまいます。
最後に、猫という生き物は足音を立てずに歩き、犬と違って吠えたりもしません。
しなやかで柔らかく、見ているだけで癒されますし、甘えてくる姿が可愛くとても飼いやすい生き物です。
だからこそ本当の家族のようになって、愛情も注げるもの。
夢中になってしまいます。
恋人に夢中にならずに猫に夢中になってしまうのでは、結婚は出来ません。
こういった人は「猫好き同士のカップル」なら結婚が出来て幸せになれるのかもしれませんね。
では。