過ごした時間が長くても短くても、失恋とは大変つらいものです。元彼の好きだった曲を聞いたり、好きだった映画を観たりするとついつい楽しかった時間を思い出してしまいますよね。「ここでデートした」「この店でランチした」など、思い出は尽きません。忘れたくても忘れられず、つらい思いを経験した方も多いのではないでしょうか。つらい毎日にさよならしたい!と、元彼を忘れるためにいろいろなことを試す方も多いかもしれません。しかし、忘れるためによかれと思ってしている行動が、逆に自分を苦しめているかもしれません。元彼を忘れたいときにしてはいけない行動とは何なのでしょうか?
・プレゼントは保管せずに処分!
誕生日やクリスマスなどにもらった元彼からのプレゼント。アクセサリーやカバンなど、まだまだ使用できるものを捨てるのはもったいないと思い、そのまま使っていませんか?プレゼントされたものには何も罪はない、とよく言われるもの。もちろん、使えるものなら使いたい気持ちはわかります。元彼のことを気にしていないからこそ、気にせずにもらったものも使えると思っている方も多いです。しかし、この行動が実は逆効果!プレゼントは視覚から思い出を思い出します。また、プレゼントをもらうタイミングはとても幸せな瞬間ですよね。そのときの思い出が大きく美化されてしまい、いつまでも忘れられなくなってしまうのです。捨てることがもったいないという方は、せめてプレゼントはすべて段ボールなどに詰めて、目に触れない場所へ保管することがおすすめです。
・新しい恋をすぐに始めてしまう
新しい恋は失恋の痛みを癒す効果がある、と多くの方が思い込んでいます。確かに、新鮮な素敵な恋は、失恋でぽっかり空いた心の穴を埋めてくれる効果もありますが、それは少し時間をかけてからがおすすめ。すぐに新しい恋を始めてしまうことは逆効果になってしまうのです。自分では意識をしていなくても、心では無意識に新しい彼と元彼を比較してしまうのです。本当は元彼の方が新しい彼より劣っていることも、脳が思い出を美化しているので、元彼の方がいいと思い込んでしまうのです。元彼を忘れたいからとすぐに新しいパートナーを見つけようとすることは、より自分を苦しめてしまうことになる場合もあるので、注意が必要です。
嫌なことがたくさんあって別れても、思い出は美化れされてしまうものです。その思い出の美化の効力は、思った以上に強力です。素敵な思い出ばかりを思い出してしまい、つらくて早く忘れなければと焦ってしまう方も多いです。しかし、忘れるための行動が余計に自分を苦しませてしまう場合もあるということを、頭に入れておくことがおすすめです。どんな経験も無駄にはならないとよく言われるように、恋愛の経験も決して無駄にはなりません。ぜひ恋愛の経験を糧にして、新しい幸せを見つけていきたいものです。自分を一番大事にできるのは自分だということもしっかり覚えておきたいですね。