お付き合いを続けていくと、始めは気にならなかった彼氏のクセや欠点をどんどん知っていくことになります。そして、会えば会うほど、嫌なところや欠点ばかり目につくようになってしまうことが多いです。付き合い始めはお互いのことをあまり知らないうえに、気持ちが盛り上がっているので、欠点などに目が行くことは少ないです。しかし、気持ちが落ち着くと欠点を見つけやすくなってしまいます。しかし、欠点ばかり目についていては、一緒にいても気持ちがしんどいですよね。では、そんなときの対処法はあるのでしょうか。
・少し距離を置いてみる
特に、会う頻度が多かったり、同棲をしていたりするカップルの方が、相手の欠点に目が行きやすいです。そんなときは、少し会う頻度を少なくしてみるのもひとつの手。会わない時間に付き合い始めの写真や彼氏からもらったプレゼント、手紙などを見返してみることもおすすめです。少しでも距離を置くだけで「彼氏への気持ちが冷静になっているだけなのか」それとも「彼氏への気持ちがなくなってしまったのか」を判断しやすくなります。彼氏への気持ちが冷静になっているだけなら、今後の付き合い方を考えて対処することも可能です。
・彼氏に注意するときのポイント
どうしても我慢できないときは、彼氏に注意して気を付けてもらうこともひとつの手です。しかし、彼氏に注意するときにもポイントがあります。まず頭に入れておきたい点は、彼女が彼氏に対して欠点ばかり目についてしまっているように、彼氏ももしかしたら、以前より彼女の欠点に目がいっているかもしれないということです。そのため、上から目線で直してほしいことをつらつらと並べ立てることは要注意。人間は誰でも欠点があり、価値観も違うところがあります。その点を頭にしっかり入れて、彼氏に注意するときも、「自分も気を付けるから一緒にがんばろう」と、自分も努力すること・自分にも欠点があることをわかっていることを彼氏に伝えるといいでしょう。
・一方的に完全に相手を変えようとしない
彼氏の欠点が、お店で店員に態度が悪かったり、ポイ捨てを平気でしたりと、モラルに反していることならぜひとも注意したいところです。しかし、例えば「休みの日はずっと寝てばかり」ということが気になるとしても、それはモラルには反しておらず、彼氏の習慣になります。この習慣を一方的に変えることは、とても難しいことです。相手にも気持ちがあり、そのときの感情や体調によってかなり対応も違ってくるからです。そのため、「完全に」相手を変えようとがんばってしまうと、彼女の方がしんどくなってしまう場合があります。彼氏の欠点を変えたいときは、完璧主義にならず、永い時間がかかると思って対応することがおすすめです。
「相手を変えず自分を変えよ」というように、他人を変えることはとてもエネルギーがいることです。そのため、相手に嫌なところを伝える以外にも、自分で対処できることは自分だけで対処するようにすることがおすすめです。彼氏に伝えるときは、「注意」よりも「相談」という気持ちで接するといいかもしれません。
