気になる男性がいてデートに誘われている時に、敢えて恋の駆け引きをすることで相手の気持ちを盛り上げてますます自分に夢中にさせるという恋のテクニックをよく見かけますよね。
わざと返事をあいまいにして焦らす、わざと避けて自分を男性に追いかけさせる、わざと他の男性と仲良くして嫉妬心や競争心を煽るなんていうのは恋の駆け引きの定番です。
でもちょっと待ってください。それは一昔前の男女の恋愛やドラマの中でしか通用しないテクニックで、現実の恋愛でそれをやると却って逆効果なことも。
現代の恋愛では無駄な恋の駆け引きをしないほうがいいです。ここではその理由を紹介します。
「わざと焦らすと面倒な女だと思われる」
デートに誘われた、告白された時にわざと焦らすために保留する駆け引きは、せっかくのチャンスをふいにする可能性があるので危険です。
昔のプレイボーイや、ドラマの登場人物は気軽にデートに誘いますが、実際の世の中の現代の男性は、草食系で奥手です。女の人にアプローチする時点で相当悩みぬいて勇気を振り絞って誘っているはずです。それを焦らすと失礼だと思ってプライドを傷つけられます。
それとは別に男性は面倒くさがりで最小の努力で結果を得たいので、焦らされると時間をかけて一生懸命誘い続けるのは面倒だと思って気持ちが冷めます。
焦らして焦らして、男性が焦れたところでOKして特別感を演出しようと思ったら、そのころには男性が自分に興味を失っている可能性があります。
男性の気持ちが一番盛り上がっているタイミングで駆け引きなしに素直に誘いに応じるのがベターです。
「わざと避けると追いかけるのを諦めてしまう」
好き避けという言葉があるように、好きなのにわざと男性を避けて、気が付くと男性が自分のことをいつも追いかけている状態になっている。そしてやっと捕まえたときには男性は自分に夢中になっているという駆け引きですが、これもリスクばかり高くて実際の効果は見込めません。
男性は隠された「好きだけど避けてるよ」という裏のメッセージを読み取るのが苦手です。避けられてる=嫌われたと思って諦めてしまいます。仕事と同じように男性は目に見える確実な情報に従って行動するものです。
それに元々男性は自信がない生き物なのでちょっとでも避けられる仕草を見せられると不安になります。
まして現代社会で嫌われてるのにしつこくアプローチしたら、セクハラ、告ハラと言われてしまうかもしれません。そこまでのリスクを負えないので、せっかく好きになった女性も諦めてしまいます。
「わざと他の男性と仲良くするとそっちに譲ってしまう」
本命の男性がいるのにわざと他の男性と親しげに会話したり、かませ犬として他の男性とデートしたりして、本命の男性に嫉妬させる、ライバル心を燃え上がらせる駆け引きも効果は低いです。
まず現代の男性は争いごとを好みません。昔の男性と違って一人の女性を巡って男性同士でケンカして奪い合うなんてまずありません。「あいつが先にデートしたのか、じゃあ仕方ないな。他を探そう。」と諦めてしまってそれっきりです。
男性は個人的な恋愛感情よりも社会での立場や他からの見られ方を優先するので、その男性が全てを投げうってまで嫉妬心やライバル心でムキになってくれるかは未知数です。
やはりテクニカルな恋の駆け引きは、ドラマの中のものと割り切って使わないほうが無難です。