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おごり?割り勘? デート会計に潜む男子の本音を考えてみた。

 デートの際に、男性側が全て払う「おごり」か、女性も出す「割り勘」か、デートにおける会計からある程度男性の女性への「本音」が見えてきます。
 今回は、男性側の視点に立ち、デート時の会計からうかがえる男子の心理についての記事を書いていきます。

 「おごり」か「割り勘」か、この支払の違いから伺えるのは、男性から女性への心理と、2人の関係性です。

 多くの女性は、男性に対し本音では「おごり」を期待していることが多いのではないでしょうか。もちろん初めから全ておごりは悪い、というので、財布を出して割り勘にしたり、実際には払わなかったとしても財布を出そうとする女性が一般的です。
 
一方の男性側はどうでしょう。
 結論から言えば、「好きな子ならばおごりでOK」「好きではない、叉は興味のない子は割り勘」です。

 男性側の理想としては、食事などでは常に「おごり」でいたい、というものがあります。
しかし、現実的に考えてそれは金銭的に厳しいですよね。特に、高校生や大学生、新社会人といった若者に関しては、おごりたいけど全額は厳しい、というのが実情です。

 相手の分までお金を払う、ということは、相手に対してイニシアチブをとる、ということを意味します。相手より優位に立つことで、その相手からの敬意や好意を得よう、という思惑があるのです。
 最近「パパ活」というものが女子大生の間で流行っているそうですが、これも「パパ」と呼ばれる男性が、若い女の子に対して食事を「おごる」ことによってイニシアチブをとり、あわよくばワンチャンスを狙っている、と考えられます。

 ですが、好意を持っていても経済力的に仕方がなく、割り勘になってしまうことも多いかと思います。
 その際には「割り勘の内訳」が重要になってきます。

 男性7:3女性、のような比率の場合は、割り勘であってもその男性の女性に対する好意はかなりの確率で「ある」と言えるでしょう。
 一方、これが5分5分ならば、全く女性に対して興味関心を持っていないか、超のつくドケチと考えるかのどちらかです。
 ひどい場合には1円単位で割り勘にする男性もいるそうですが、その場合は完全に「仕方なく」で払っていることがうかがえます。

 ただし、おごりに関しては、このようなパターンも若いカップルには多いでしょう。
 それは、ある部分は男性が持ち、ある部分を女性が持つ、というものです。
 例えば、「食事代は俺が出すから、その代わりにあそこのアイス屋さんでアイス買って?」といったような具合です。
 この際、男性側はどのような思考でいるのでしょうか。

 女性によっては、男性におごられることにより「引け目」や「申し訳なさ」を感じる人もいるかと思います。(金銭を支払われることにより、男性にイニシアチブを取られたため)
 そうした女性の居心地の悪さを改善してあげようとする方法が、部分ごとに負担する、という支払い方です。
 こうした方法を男性側がとってくれると、女性の方でも「支払った」という事実が残り、男性と少しだけでも対等に関係を結ぶことが出来るようになるわけです。
 ここまで、デートの会計における「おごり」と「割り勘」から伺える男性心理について記事を書いてきました。
 ただ、大切なことは、金銭面に固執することなく、男性と良好な関係を築こうと思える「心」の部分です。支払い方からだけでは見えない部分もあるかと思いますので、目に見える硬貨や紙幣だけでなく、デート時の彼の「心」にも、よく目を凝らしてみてはいかがでしょうか。

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