「学校卒業後に地元へ」「転勤で」「そもそもネットで知り合った」など、いろいろな事情で遠距離恋愛をしている人もいると思います。
あまり会えない。でも大好きな彼。
そんな彼との遠距離恋愛を続けるために、ぜひ知っておきたいことを、以下にご紹介しますね。
1、「ザイオンス効果」
まず知っておきたいのは、心理学でいう「ザイオンス効果」です。
ご存知ですか?ザイオンス効果。
ザイオンス効果とは、「同じ人や物に接する回数が増えるほど、その対象に対して好印象を持つようになる効果」のことで、 1968年にアメリカの心理学者ロバート・ザイオンスが提唱したことで、その名がつきました。
これは、みなさんの経験上も、納得がいくのではないでしょうか。
「遠くの親戚よりも近くの他人」とも言いますが、とにかく人間というのは、身近な人や物に、愛着を抱くようになるものなのです。
2、遠距離恋愛は近距離恋愛よりも難しい
さて、ザイオンス効果のことを考えると、遠距離恋愛の難しさがよくわかるものです。
なかなか会えない2人。一方で、お互いには身近な異性、よく会う異性がいるのです。
ですから、遠くにいる彼女への気持ちが離れ、身近な女性に好感を持つ男性がいるのも、自然といえば自然なのです。
3、でも心理学と現実のあなたの彼は違う
しかし、ご安心ください。
このザイオンス効果は、あくまで心理学の理論であり、「人間にはそういう傾向がある」ことを示しているのにすぎません。
だから、あなたの彼にはその傾向がなく、あなたひと筋である可能性だってあります。
また、いくら遠距離恋愛でも、あなたと彼の付き合い方によっては、遠距離であるそんな不利をはね返すことだって可能なのです。
4、できるだけ連絡を取ろう・会おう
そんな遠距離恋愛の不利をはね返す方法は、ごく単純です。
できるだけ連絡を取り、できるだけ会うことです。
もちろん、相手の状況を考えずにやたらと連絡を取ることは、マナー違反です。
しかしそうでなければ、できるだけ連絡を取り、会うようにしましょう。そして、時間とお金の許す限り、それを続けましょう。
会うのがベストです。次に良いのは、ビデオ通話です。次に良いのは、音声通話です。そして最後が、テキストや画像での連絡です。
ザイオンス効果によって、よく会う身近な人に心が動く可能性が強まるのですから、逆に、近くにいるとき以上に連絡を取るようにしてください。
そうすれば、実際に住んでいる場所は離れていても、彼の心の中のあなたは、身近な存在になります。離れていても、ザイオンス効果が表れるのです。
照れたり、強がったりは、しないようにしましょう。素直に「話したいから」「会いたいから」という気持ちを伝え、特に用事がなくても、できるだけ連絡を取ったり、会ったりしましょう。
そんな素直な気持ちが、2人の結びつきを強めるのです。
いかがでしたか?
遠距離恋愛には、不安が募ると思います。
しかし、どうしてそれが難しいのかを理解し、上手に対応することで、近くにいるときよりも2人の結びつきを強められる場合だってあるのです。
せっかく遠距離になっても付き合おうと決めたのですから、できるだけ連絡を取って、できるだけ会って、2人の仲を長続きさせてくださいね。