男性恐怖症の方が男性恐怖症を克服するには、それは経験するしか方法はありません。どれだけカウンセリングを受けても、どれだけ勉強して知識を増やしてみても、男性恐怖症を克服することは基本的にはできません。なぜなら人間は経験からしか学ぶことができないからです。
男性恐怖症というのは男性を過度に恐れているということです。しかし、恐る必要のない男性というのも存在します。それを経験として知ることができた時に始めて男性恐怖症を克服したといえます。だから男性と接していく必要があるのです。恐怖の対象として認識している男性と接するしかないのです。
それで、さらに怖い思いをする可能性というのはゼロではありません。当然リスクも存在します。男性恐怖症が悪化する可能性もゼロではないのです。
リスクをおかしたくないというのなら、別に男性恐怖症を克服する必要はありません。別に男性恐怖症だからと言って生きていけないということはないからです。男性に自分から関わっていくというリスクを取らなくても生きていけるのです。なぜなら男性恐怖症になってもいま現在も生きているからです。
人が恐怖に直面した時に取る行動はたった２つだけなのです。逃げるか立ち向かうかそのったった２つしかないのです。物事を複雑に考えればいくらでも考えることができます。そして考えている間は安全圏にいることができます。行動していないからです。しかも考えていることで自分でも努力しているような気持ちになることもできます。しかしそれで事態が好転することはないのです。何も現状は変わりません。
男性恐怖症を克服したいのなら男性と接することで学ぶしかないのです。優しい男など日本にはいくらでもいます。暴言や暴力を振るわない男などいくらでもいます、そういう男が何百万人といるのです。そういった男と接するだけで、男性は恐怖の対象だけではなく、愛の対象であるということを学ぶことができるのです。
人間の最大の敵は人間です。悲しいことですがそれが事実です。悲しいくらいの現実なのです。しかし、人間は人間と関わって協力して生きていくしかないのです。そして人間関係の中でしか幸せということを感じることはできないのです。そういった矛盾する状況の中で私達は生きているのです。
女の幸せというのは男しか与えてくれません。自分が女だと認識できるのは反対の男の存在を通してしかできないのです。
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