【恋愛相談】共依存恋愛かもしれません(20代・女性)
友人カップルが共依存のようで、はたからみていてとても怖いです。共依存の特徴を教えてください。
あなたは大丈夫?不幸を呼び寄せてしまう「共依存」の恋愛関係に終止符を
「自分が彼を守らないといけない」「自分が彼を救ってあげないといけない」と思い込むことで、相手に対して過剰な世話を行ってしまう共依存。共依存恋愛が発展すると、DVや金銭の要求などのトラブルに発展するケースも少なくありません。
共依存とは?
共依存とは、自分と相手の関係性に過剰に依存している状態のこと。つまり「人を世話することへの依存」であり、「愛情と言う名の支配」とも言われています。
「自分が彼を守らないといけない」「自分が彼を救ってあげないといけない」と思い込むことにより、相手に対して過剰に世話をしたりしてしまいます。世話をする側の負担が大きく、共依存の関係が続くことにより「DV」や「金銭の要求」と言ったトラブルに発展するケースも少なくありません。
もし今の関係が共依存になりつつあるかも?と思っているならば、早いうちに関係を断ち切る必要があるのです。
共依存恋愛の特徴
相手が不幸な状況に置かれると、すぐに「助けてあげたい」「守ってあげたい」と感じてしまい、またその行為を行うことで幸せを感じることが共依存恋愛の特徴です。
例えば「理由もなく、高価なプレゼントを与える」といった、金銭を伴う場合。相手がお金が無いので辛い思いをしている→助けてあげたい気持ちからお金やプレゼントを与える。という行動をとってしまいます。
また「相手の負担にならないように、家事や仕事を引き受ける」など、金銭を伴わずとも、身体的に負担を蒙る場合もあります。
「自分が辛い思いをしたとしても、相手が幸せになってくれるなら自分も幸せ」という考え方が共依存恋愛の特徴であり、そのような考え方を心の支えとして生活する女性が増えています。
共依存恋愛の恐怖
「自分が辛い思いをしたとしても、相手が幸せになってくれるなら自分も幸せ」という考え方は、一見献身的で面倒見の良い人のように見えます。しかし共依存恋愛が進行すると、与える側は、相手がいないと生きていけない、自分ばかりが被害(金銭的・身体的)を蒙るという状況を直すことが出来なくなってしまいます。
また与えられる側も、相手に無償で与えられることが当たり前という感覚が身についてしまいます。結果的に相手が居ないと生きていけない、自立できないといった結果を招くことになるのです。