【恋愛相談】彼氏への不満の伝え方（20代・女性）
彼氏に対して不満に思うことがあっても、上手く言えず喧嘩になってしまいます。最近はそれがいやで、飲み込むようになってしまいました。どうすれば上手に不満を伝えることができますか？
正しい不満の伝え方を知れば、上手に伝えることができる
ガールズトークによく出てくる話題といえば自分の彼氏への不満。直接彼氏には伝えにくいけど、友人になら気軽に打ち明けられます。そして「あるある!」と盛り上がり、なぜか心はスッキリ。「なんだ、彼氏に不満があるのは私だけじゃなかった」と、妙に安心した経験はありませんか?
けれど、いくらガールズトークで盛り上がっても、根本的な不満の解消にはなりません。不満の対象は彼ですから、彼に直接伝えて不満の種をなくしていきましょう。「でも言いにくいし、どう伝えたらいいの?」多くの方が悩むのはそこです。
確かに、伝え方が適切でなければケンカに発展する可能性もあります。そこで今回は、彼氏への効果的な不満の伝え方と、NGな不満の伝え方を併せてご紹介します。
反省を促す効果抜群の賢い伝え方
例えば彼が待ち合わせ時間に遅れたとします。楽しみにしていたデート、せっかくおしゃれをして来たのに…と、時間にルーズな彼に対する不満が頭をかすめ、イラッとすることでしょう。でもこんな時、「遅いじゃないの!」と彼を責めるとその日のデートは気まずいものになります。
こんな時こそ効果てきめんのかわいい言い方が必要になります。イラッとする気持ちを一旦飲み込み、「事故にでも遭ったのかと心配しちゃった。あー、無事で良かった」という言い方をおすすめします。これを聞けば、待ちぼうけをくわされてもなお、自分の心配をしてくれたあなたを愛おしく思うだけでなく、「次は待たせてはいけない」と、自ら反省するはずです。
ちなみにこれはデートの待ち合わせだけでなく、彼が忙しくて連絡が取れない時にも有効です。「なんでメールくらいよこさないの?」と言うよりも、「体の具合が悪いのかと心配しちゃった」という言い方をしたらどうでしょう。これを言われれば、「心配させて悪かった、これからはどんなに忙しくても連絡だけはしよう」となるはずです。一方NGな不満の伝え方にはどのようなものがあるでしょうか。
他人を引き合いにするのはNG
友人の名前を出して「○○子の彼氏ってすごく優しいのよ」という言い方、これは男性にはカチンときます。「少しは○○子の彼氏を見習ったらどう?」という無言のプレッシャーを与えてしまうからです。人は人。あなたと彼との問題に、無関係な友人の彼をダシに使っても、問題は解決しません。
今の不満を発端に過去の不満を次々と持ち出すのもダメ
“いつも”メールの返信が遅い、”いつも”時間にルーズ…など、「いつも彼ってこうなんだから」という不満が積もると、ついその不満について口火を切った途端、「”あの時”もそうだったじゃない」と、ついでに過去出来事まで持ち出すような言い方をしてしまいますが、これもNGです。ほんの数回のことが”いつも”にされる後味の悪さだけでなく、”あの時”からずっと今まで不満に感じていたと知り、ショックを受けるに違いありません。
自分にとって大切な彼だからこそ、そして二人の距離が近づけば近づくほど多少の不満があるのは当たり前ですが、その不満を放置してはいけません。小さな不満は小さいうちに、溜め込まずにその場で解決していかないと、彼との円満な関係は築けません。
飲み込んだ方が良い不満もある
とはいえ、なんでもかんでも不満を伝えれば良いというわけではありません。例えば金銭的なこと、特にデートの度に割り勘ばかりで、それに対して不満を持つ女性もたくさんいます。けれどそれをストレートに伝えていいものでしょうか?彼女とのデート代くらい、自分が払ってかっこいいところを見せたいと、彼だって思っているはずです。でも、それができない経済事情があるから割り勘にせざるを得ないという、彼の状況も思いやってあげましょう。
このように、「多少の不満はあるけどやっぱり彼のことが好き」と思うなら、大目に見るべき部分と、今後の二人のために改善していった方がいい部分をきっちりと仕分けしましょう。その上で、伝えるなら理性的に提案するスタイルを取る、そして時には彼が自主的にあなたの望む方向に向かうように仕向けるなど、ちょっとした工夫をするだけで二人の関係はよりよい方向に向かいます。
