【恋愛相談】同棲中の彼に家事をして欲しい(20代・女性)
同棲して2年の彼がいます。仕事で忙しく家事に手が回らない時も家事を手伝ってくれません。やってくれた時に口煩く言ってしまったことがあって、それ以降なかなかしてくれなくなりました。どうにか家事を手伝って貰う方法はありませんか?
女性の得意能力で彼を操る
一見、しっかり者の彼だったが、いざ同棲を始めてみたら、実は私生活にだらしなく、掃除嫌いで過ごしにくい部屋になってしまった。家事は全て自分任せになり、ストレスがたまる一方。夢の同棲生活も、こんな負担の多いものになってしまったら嫌ですよね。
男性は頭の中で、同時に物事を処理するスピードが女性より遅いと言われており、それが一般的に女性よりも家事能力が低いとされている原因のひとつです。分かりやすく言うと、洗濯機を回していす間に掃除機をかけて、その間にお風呂の湯船を溜めておこうなどといった、順序立った行動が苦手とされているのです。
しかし今の時代、男性も家事が出来る人のほうが良いとされますし、一緒に暮らす生活は、過ごしやすい方が、結婚への決め手にもなりますよね。ひとり暮らし経験が無い男性も沢山いますし、要領が悪い人もいます。そこで、女性が男性よりも長けている能力を利用しましょう。それが言語能力です。その言語能力を上手に使って、彼にも気持ちよく家事をしてもらいましょう。
感謝の言葉を利用する
まず、家事が楽しいと思ってもらうこと、それが一番大切です。あなたは彼のした家事に対して「もっと」という言葉を使って、改善を求めたことはありませんか?「もっときれいにやって」「もっとちゃんとやって」は絶対に禁句です。女性に対して、自分の方が下手だという概念を持たれると、それがどんなに些細なことでもバカにされたと捉えられ、トラウマのように残り、もう二度とやらないと思わせてしまう危険性があります。
では、どうしたら良いのでしょうか。それには男性の満足感を満たし、相手の為に家事をするのは良いことだ、と快く感じでもらう必要があります。それには、感謝が必須です。
たとえ彼の方法が自分の望んだ結果とは違っても、まずは彼に感謝をします。「手伝ってもらえてありがとう」「助かった」「うれしい」という言葉を、何よりも最初に持ってきましょう。いわば褒め育て作戦なのですが、女性の言語能力を巧みに披露して、彼を心地よくすることで、彼の今後の動きが変わります。
女性の言葉選びで彼の動きが変わる
男性は抽象的なものを嫌います。手伝いを頼んでも、その指示が曖昧なものだと、どうしたらいいかわからないという感情からストレスになってしまうのです。つまり、指示は的確に分かりやすく、親切に。女性は感覚で話すことが多いため「あそこ」や「そっち」などと言った抽象的な言葉を多く使います。
すると結局彼がわからず「もう私がやるからいい!」なんてケンカになることも。彼に指示するときは「どこどこの何段目の引き出しのどこら辺」などと面倒かもしれませんが、はっきりと伝えましょう。
そして、先ほども登場した「もっと」という要望ですが、これにも応用します。「これをこうした方が早く終わるよ」などと具体的に話しましょう。それでも彼の機嫌を損ねそうな場合は「私の説明が悪かったね」と素直に話すことで回避できます。
男性は女性よりシンプルな思考を持ちます。的確な指示で動き、感謝され良いことをしたという実感を得て、またしたいと思わせる良い循環を作ることができます。女性が言語能力に長けているのと同じように、男性の脳の仕組みを理解して、彼を上手に操ってみてはいかがでしょう。