覗くだけでなく、そこからの人生を始めるとしたら?
もしもタイムマシンがあって過去に戻ってそこからの人生をやり直すことが出来る、または未来に進んでそこからの人生を生きることが出来るとしたらどっちを選びますか?この質問に対する回答で、実はその人がどんなタイプなのかをイメージすることが出来ます。
単純に、過去と未来、行けるとしたらどっちか、という質問では、すでに過ぎた過去よりも自分の未来を覗き見て、今に戻ったときの楽しみにするか、その未来を回避する目的とする、という意見も多いでしょうが、実際に今から何年後かまでの時間をスキップして、そこからの人生から始める、という希望を持つ人は多くはいません。
つまり、人にはやり直せるならば戻りたい、と望む自分の中の分岐点というものがあり、それこそがその人を映し出すのです。彼に尋ねてみることで、本当の彼がどういう人間で何を思っているのかが解けてしまうかもしれませんよ。
過去を選択する男たち
男性に過去のいつに戻るのかを尋ねると、多くの人が学生時代を選びます。その理由の多くは学業が主で、もっとちゃんと勉強をしておけばよかったという目的です。これらのタイプの人には、なぜそのタイミングなのかについて詳しく質問してみましょう。きっと彼にとって大きな出来事が起きた時期に違いありません。
例えば、親とケンカをして勉強しなくなり申し訳ないと思っている人。これは親に対して今ながら愛情を強く持ち過ぎているタイプかもしれません。また勉強をしてもっといい会社に就職したかったと思っている人。
今の仕事に満足しておらず、自分にとってより良い可能性に充ちた場があるはずだと、変化を求めているタイプでしょう。また、スポーツに情熱を注いでいた人は、断念をしたタイミングのある時期を選び、過去を振り返ることを好み、昔話や自慢話、自分の武勇伝を多く話す傾向にあります。つまり彼が執着しやすい事柄が読み取れるのです。
それを聞く側の女性としては、好意のある男性に対しては、その時期の話を掘り下げて聞き出すことで、相手の口を多く開かせ、上手く懐に入り込むことが出来るかもしれません。
未来を選択する男たち
過去を選択する人が多い中、自分の今の生活をスキップして、未来に飛びたいという選択をする男性は、2つのパターンに別れます。
1つは、自分の現状に嫌悪を抱き、未来にワープしたいという投げだしタイプ。今の生活に相当病んでいるかもしれないので、悩みを聞いてあげてもいいかもしれません。しかし現状がそんなにも悪くない人の場合は、今の自分を放棄するという無責任な場合もあるので要注意です。
もう1つは多数派意見に所属したくないという目立ちたがり屋や偏屈なタイプ。または今の自分に自信満々なエゴイストかもしれません。ただし、一概には言えないので、このタイムマシン質問をしたのなら、その答えだけで判断はせず、理由をしっかりと聞くことが大切です。