【恋愛相談】恋人に既読スルーされます(20代・女性)
付き合っている彼が既読スルーをするタイプで、LINEを送っても殆どが既読スルーです。忙しくてなかなか会えないし、LINEくらいしか連絡をしないのだから既読スルーされると傷つきます。私のこと本気じゃないのかなと不安になってきます。でも、会うとそんなことは感じさせないくらい優しいし、彼の考えが分かりません。男性にとって既読スルーって普通なんですか?
既読スルーへの感じ方は個人差が大きい
無料通話やかわいいスタンプなど魅力いっぱいのLINEですが、既読スルーが原因で思わぬトラブルに発展することもあります。既読スルーとは、メッセージを読んでいるのに返事がないことを言います。
特に恋人同士の既読スルーは、「もしかして彼に嫌われた?」といった不安の元にもなります。せっかくの便利なコミュニケーションツールなのに、ギクシャクしてしまったらもったいないですよね。あまりに既読スルーが多い彼に対しては、しっかりとした対策を練る必要があります。
既読に対する意識の違いを理解する
送った側は既読のマークがつけば読んだことがわかり、返事が来ると期待しますが、男性の中には、読んだだけで満足する人もいます。ある調査によれば、既読は「ちゃんと読みましたよ」という返事の代わりになり得ると考える男性が3割以上いるとの結果が出ています。
生活リズムの違いや忙しさなど、返信できない理由はさまざまですが、「既読=返事の代わり」と考える男性は、メッセージの文面により相手の意図は確認した上で、今すぐに必要な返事かどうかを瞬時に判断します。急ぎならすぐに返事をしますが、そうでないと判断すれば時間がある時にすればいいという意識です。その結果、時間がたちすぎてしまい「もういいか」となってしまう、これが既読スルーばかりする男性の意識です。
このように、既読に対する個々の意識の違いを理解すれば、既読スルーに対する不安もなくなります。また返信のペースにも個人差がありますので、マイナス思考に捉えないことが最大の対処法です。
本当に急ぎならLINEではなく電話を
突然のデートの誘いなど、一定の期日までにどうしても返事が欲しい場合は、LINEよりも電話が確実です。既読スルーが多い男性や、返信のペースが遅い男性には特にこの方が確実です。イエスかノーかを電話で確認し、細かい詰めに関してはLINEのメッセージ機能を利用するなどして、連絡方法の優先順位をつけておくといいですね。
心配していたという素直な気持ちを伝える
既読スルーに対しての不安は二種類あります。自分に対する脈なしサインに対する不安と、彼が返信もできないほど忙しくしていた、あるいは彼の体調が悪かったのでは?という不安です。
同じ不安でも両者はまるで違いますよね。脈ナシに対する不安は、いわば自分のためのものですが、後者の不安は彼のことを思いやる結果に生まれた不安です。
既読スルーに対して不安に思うなら、彼と一度話題にしてみてはいかがでしょうか。もちろん返事を強要する姿勢ではなく、後者の不安を伝えるのがポイントです。男性はこのような気遣いをうれしく思う反面、これからはあなたに余計な心配をさせてはいけないと反省するかもしれませんよ。
LINEは便利なコミュニケーションツールですが、本当のコミュニケーションはじかに会って育むものです。便利な時代だからこそ、フェイス・ツー・フェイスの大切さを、いま一度、見直してみるのもいいですね。LINEに頼りすぎないことがLINEを有効に使いこなす最大のコツであると理解すれば、不要なトラブルも回避できます。ぜひ参考になさってくださいね。