【恋愛相談】彼の本性を見抜く方法を教えて(20代・女性)
私が付き合っている彼は、時々「あれ?」と思うようなことを言います。普段は甘い言葉が多く、優しい雰囲気なのですが、時折発言に違和感を感じるんです。見せかけの優しさに思えて、本性が別にあるのではという気がしています。言動から、彼の本性を見抜くことってできませんか?
言動には時として行動より本性が表れる
何気なく使う言葉や会話のしかたの中に、その人の本性が隠されています。もしあなたの彼が以下のような会話をする男性だったら、彼にはこんな本性があるので注意が必要です。
忙しい自慢をする
何かにつけて「忙しい」という男性はたくさんいますが、これにはいくつかの理由があります。
その一つは「仕事で頑張る自分を褒めて欲しい」という承認欲求です。小さな子どもが母親に「ボク、こんなにお勉強を頑張ったんだよ」とアピールするのに似ています。「仕事ができる男はかっこいい」という理想像が強いので、彼女の前ではかっこつけたいという思いからこのような口癖になります。でも実際には周囲から認められてないケースが多いです。
またこのような理由もあります。時間内に仕事が終わらないのは自分の能力が低いからではなく、仕事の量が多すぎるという言い訳のため、つまり自己防衛のためです。できない自分を認めたくないから何かのせいにして自分を守ろうとしているだけです。本当に有能な男性はスケジュール管理が上手なのでやたらに「忙しい」とは言いません。
三番目の理由は、彼女と距離を置きたいと思った時に忙しさを理由にする男性もいます。恋愛初期のラブラブの時期なら、どんな寸暇を惜しんでも彼女と過ごす時間を作ったはずです。それだけの情熱がなくなった時に「忙しい」を連発するので注意が必要です。
“○○すべき”を多用する
自分の恋人に「恋人とはこうあるべき」という自分の価値観を押しつけるタイプの男性は、自分を絶対的に崇拝してほしいという欲求があります。支配的な親から「理想的な息子とはこうあるべき」と言われ続け、そのとおりにしていれば愛されてきたという過去の生育環境が強く影響しています。あるがままの存在を認められずに育ってしまうと、自分とは違う他人の価値観が認められないという偏った愛情表現しかできない男性になってしまいます。
成熟した男女の恋愛とは、自分とは違う相手の価値観に惹かれあうことを言います。「こうした方がいいんじゃないの?」を「こうあるべき」と言い切る男性は、自分の考えに凝り固まって自分の意見こそが絶対に正しいと思い込んでいます。ちょっと窮屈な関係になってしまうので注意が必要です。
昔は○○だった
「昔はワルだった」とか、過去のモテ自慢を延々とする男性は、今の自分に満足しておらず過去の世界に生きています。過去を懐かしむという行為は、どう少なく見積もっても人生の半分以上を生きた人間がすることです。男性としてまだまだこれから、現役バリバリの時に、ご隠居さんのようなことを言っている男性と一緒にいれば、間違いなく女性は早く老け込んでしまいます。どんな時でも「今が一番」と言える男性の方がはるかに魅力的だとは思いませんか?
意識して喋る言葉よりも無意識の言葉の方が人となりを端的に表します。彼の口癖をチェックして、発する言葉の中に隠された彼の深層心理を分析すると、彼のことがより理解できるようになります。その上で満たされない思いを抱えているなら自信をつけてあげたり励ましたりしましょうね。