草食系男子が増加中!独身男性の3人に1人が「交際経験」なしということが判明
草食系男子という言葉が流行ってから随分経ったが、その実態はいま、どうなっているのだろうか。オーネットが、全国の25〜34歳の独身男性382名を対象に「交際経験」と「結婚願望」に関する調査を実施。その結果、約3割の独身男性が「交際経験なし」と回答し、草食系男子の実態が明らかとなった。
恋愛に興味がないわけではない
調査では、対象となった独身男性に「自分がどのタイプに属すると思うか」を聞き、分類した。「絶食系」、「肉食系」、「草食系」がほぼ同数の約15%。最多数は「迷走男子」の29.3%で、「優柔不断」が27.0%と続く。このことから実に半数以上の男性が恋愛に興味はあるものの、現実はうまくいっていないことが読み取れる。
学生時代には、すでにタイプが分かれる
10代の時に交際経験のある割合は「肉食系男子」が78.8%、「草食系男子」が60.1%と20%近くの差がついた。学生時代から性格の違いが交際経験に影響するようだ。今までは、恋愛経験が少ないと自己評価が低くなり、結果的に草食系男子になりやすいと考えられていた。しかし、6割の草食系男子に交際経験があることから、交際経験が必ずしも自信に繋がるわけではないことが伺える。むしろ、かえって自信をなくす結果に陥り、草食系に磨きがかかってしまった男性もいるのではないだろうか。
女性からの歩み寄りが恋愛のきっかけに
今回の調査から半数近くの独身男性は「消極的」、「内向的」な傾向がみられることがわかった。女性としては男性にリードして欲しいと思うのは当然のことだろう。しかし、草食系男子が増えている今、その常識が変わってきている。恋愛をスタートさせるには、女性からのわかりやすいアプローチやサインを送ることが重要になってきている。
[出典]株式会社オーネット 『独身男性の交際経験と結婚願望に対する意識調査』(有効票 独身男性382人)