結婚

幸せ真っ只中の婚約中…婚約破棄を選んでしまう原因とは?

多くのカップルは、プロポーズを受け婚約が成立してから、実際に籍を入れるまで数か月〜1年ほどかかる場合が多いです。プロポーズ後に両家にあいさつに行ったり、両家の顔合わせを行ったり、結婚式後に籍を入れるなら式場探しから始めなければいけません。入籍までの準備期間中に「やっぱり結婚したくない」と婚約破棄を選んでしまうカップルも、残念ながらいらっしゃいます。婚約破棄を選択するカップルは、なぜ結婚をやめてしまったのでしょうか。

・一緒に住んで違う一面を見てしまった

お互い実家暮らしだと、婚約してから新居に一緒に暮らすことにするカップルも多いです。今までは外で待ち合わせをしてデートをしたり、旅行に行っても2.3日。たった2.3日程度なら、相手の生活習慣までしっかり見ることはできません。しかし、一緒に住むようになると、相手の生活習慣をガッツリ見ることになってしまうので、不潔な姿や、だらしない姿を見て幻滅してしまうことも多いです。男性女性共に、お風呂に入らない・歯を磨かない・シンクにお皿が山積みでも気にしないなど、生活習慣の価値観のずれも大きく見えてきてしまいます。また、相手に良い印象を抱いていたならなおさら、それによって幻滅してしまい、「一緒に生活できない」と思ってしまう場合もあります。

・相手の浮気が発覚した

非常に残念ですが、多いケースのひとつです。浮気が発覚してしまうのは、男性側の場合が多いですが、もちろん、女性が浮気をしてしまうこともあります。結婚は一生ひとりきりのパートナーとともに生活を共にしていくことです。別れるということは「離婚」を意味するため、結婚をしてしまえば簡単に離婚を選択することは難しくなります。「本当にこの人でいいのか?」「他の異性も知っておいたほうがいいのではないか」など、結婚に対して幸せなイメージが沸かなくなり、浮気をしてしまうことも少なくありません。結婚前に一度でも浮気をしてしまえば、一気に信頼関係が失われ、その後の結婚生活に支障をきたしてしまう恐れがあります。そのために、婚約破棄を選んでしまうというカップルも多いです。

・DVを受けてしまった

付き合っているときは見えなかった一面が、婚約中に一緒に暮らしていると見えてしまったパターンのひとつです。普段から怒りっぽいと思って付き合いを続けていても、DVまでは見抜けなかったということもあります。暴力をふるわれてしまうDVの他にも、暴力は振るわなくても言葉で相手を責め立てて、心に傷を負わせてしまうこともDVのひとつです。パートナーと一緒にいることに恐怖を抱いてしまえば、その後の結婚生活も長続きしません。そのため、婚約破棄を選ぶカップルもいます。

婚約中は幸せの真っ只中と周囲は思いがちですが、婚約から結婚まで時間があるからこそ、相手の本性を見抜いて婚約破棄を選択することは、悪いことではありません。結婚は「日常の生活」の積み重ねです。日常の生活を心穏やかに過ごすことができなければ、結婚生活も苦痛でしかありません。婚約中に相手の人格を見抜き、婚約破棄を思い切って選択するカップルもいるということを、頭に入れておいてもいいでしょう。

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